この塩とかしょうゆとか砂糖がなにもないという状態は本当にすごいなあなんて自分で感心してしまう。 ところがあなた、いざ手に取って読んだみたらこれが実に……な代物。
作風は性的オカルトを特徴としており、人間の誰もが抱える心の闇や感情などをテーマとする作品は読む人をいつの間にか魅了していきますが、その生めかしい表現に目を背けてしまいたくなる時もあるでしょう。
『モザイク』幻冬舎 2001 のち文庫、新潮文庫• 会社に行くことができなくなり、それも周りに隠して社会的な体裁を保ってきたが、死にたい願望が強くなり、私に連絡をくれた。
『蛇と月と蛙』 2011• 第一、「」なんて、日本人だかガイジンだか、男だか女だかよくわからない名前自体、不必要に印象に残るでしょうし、また、一時期ほんの一瞬(まさに一瞬、でしたなあ)にせよ、テレビも含めたメディアに結構とりあげられたり、厚くもツラさらしたりもして持ち回られてましたから、ああ、なんか最近出てきたっていうオンナの作家ね、くらいの認識は持たれていても不思議はない。
キャスト [ ]• 友人は受診し、うつ病の診断が出て入院。
主な作品に、『コンセント』『アンテナ』『モザイク』の3部作のほか(コンセント・アンテナは劇場映画化された)、エッセイ『根をもつこと、翼をもつこと』など。
1みんなあのCDジャケみたいなゆるい表紙やらこじゃれた装丁やらにちょろまかされて、このシトってなんかスリムでカッコいいハーフのおねえちゃんじゃないか、なあんてあらぬ妄想まで膨らませてた童貞野郎までいたらしいけど、なんのあなた、どだいこのなんて、御本尊はどこからどう見てもイナカもんで業つく張りな出世欲丸出し、キーボードは叩けてもその手前、書くべきものも伝えるべきこともな〜んにも持ち合わせていない、ただただ無知無教養で品性下劣で、そのくせ人を踏み台にして成り上がろうって欲望だけは人一倍の意地汚い。
彼が、街の図書館や近くのコンビニで買い物ができるようになり、都会にも足を伸ばせるくらいになったときに「精神科に定期的に通院してみては?」と提案したが、却下。
多少なりとも本を読み、活字のテキストを愛するような人ならば、なんでこんなもんが読まれるのよ、くらいに思って、二度と手に取らないということはあるでしょう。
文庫改稿版(2002年6月、)• たとえば、こんな調子でっせえ。
でも、そのについて、当の出版社も、そしてそこに関わった評論家や文化人のセンセイ方も、未だにはっきり自覚されていないようなのでありますよ。
子どもに連絡すべきだったと今になって思う。 自分が行けば良かったのか。
』共著 マガジンハウス 2014• 外部リンク [ ]• 問題の著書は、東京・渋谷を舞台に、問題行動を抱える人間を病院などに移送するヒロインが、 彼女から逃げた少年を追い求める物語。
田口ランディの人生相談』 2002 のち新潮文庫• 体調がいいと、人はおおらかで優しくなれるし、なにより爽快で、気持ちよく目覚め、充実感があり、勝手にやる気が出てきます。
田口 でも、地元の代弁者のように発言することは慎みたいと思っています。
なのに、誰もケツ拭こうとしないんだもん。 なにかをさせよう、どうにかしようと思ったら、こちらが疲れる。 要するにこんな粗大ゴミ、ただの手癖の悪い作家のバカが、いけしゃあしゃあと「作家」の看板を掲げてやがるばかりか、いつの間にやら「インターネットの女王」とかいう煽り文句を身にまとい、さらには何の間違いか、とやらを獲得、そしてあろうことか、候補にまでなっていたのでありますから、ああああ、こりゃもう、ニッポンのブンガクってやつの、ものを書くという営みの前提の現象を、この上なく端的に象徴する物件になっているのでありますよ。
9お先にどうぞ、ありがとう!/火曜日ー目が覚めたら、まず「起きた」って喜ぼう!/水曜日ーやってやれないことはない!やらない言い訳は癖になる。 もちろん、この書き込みは田口の『モザイク』の刊行よりずっと以前で、この書き込みの主も特定できています。
『ドリームタイム』文藝春秋 2005 のち文庫• 多分……またタケキョンとの交流が必要な時期がきたんだなと思った。
そのことが家族を混乱させ傷つけてもいた。
『仏教のコスモロジーを探して 深くて新しい仏教のいま 田口ランディ対話集』 2014• 『忘れないよ! などしてくださる(/)。
製作会社:オフィス・シロウズ=ケングルーヴ• 富士山、てゆうテーマからしてもう、オカルト臭、むしろランディ臭が存分に漂っていますが。
配給:オフィス・シロウズ 脚注 [ ] 2012年1月23日閲覧。 素人の自信のなさに揺らいだり、東京と尾瀬の価値観の「クレバス」に落ち込んでしまったり、いろいろ悩みながら歩いてきましたが、ランディさんのお話を伺って心強くなりました!今日はどうもありがとうございました。
びっくりする、というスタンスしかとれなかった。
1996年にエッセイを発表、その後インターネット上でメールマガジンの発行をして様々な人々と交流していました。
私は家が遠くて行けないのですが、できる限り早く訪問して保護してほしい」と言うと「あなたはどこの誰でどういう関係の人ですか? 家族ですか?」と聞かれた。
あああああ、じゃあ何がいったいほんとに間違いなくこいつの書いたもんなのよっ、とアタマかきむしりたくなるくらいのシロモノなのであります。 スチール:平野晋子• ブンガクのみならず、もの書き一般に対する世間サマの幻想が徹底的に破壊された昨今、そんなもの書き一匹のことなんざ知ったことかい、と言われるかも知れません。
5欲しいもので全てを満たしたい。
市役所の環境課に属する青年が主人公の「ジャミラ」ではゴミ屋敷に住む1人の老婆との邂逅によって青年はゴミとは一体何なのか、それを拾う者と捨てる者……ということを考えつつ今までの自分を見つめ始め……。
こやつの「盗作」疑惑というのはこれだけではなくて、まだまだ水面下で語られていながら世間に知られていない部分が膨大にあるのであります。
また以前に田口氏が書いていた「美しいものへの憧れ」が私にもある。
こんなあなた、どこからどう読んでも粗製濫造、八〇年代ニューサイエンス系自意識肥大全開垂れ流しな、超特大勘違いジャンク物件を、なんでそんなに右ならえで持ち上げられるのよ、という世にもフシギな現象面コミでのオドロキでありました。
13でも、両手に持てる以上のものを持とうとすると逆に大変で、大量消費・大量廃棄の社会は幸せでも快適でもないんだという考えが浸透してきたんだとすれば、私は良い変化だと思うんですよね。 それもを始めとして、だの安原顕だのだのだの、ブンガク系書評界隈のお歴々がみんなバンバンほめてるもんで、あたしなんかも最初は「へえ、そんなにすごいんかいな」と素直に思ってましたがな。
『木霊』サンマーク出版 2003• 竹内 でも、都会での生活を考えたら、生ゴミを堆肥にしても使い道がないですね。
こちらも以下、報道記事を。
選曲:石井ますみ• 『いま幸せになっちゃえ! 風水師・東堂 -• くだらないものでもニーズがあれば作るし流通もさせる、というのは、確かにひとつの立場ではあります。
ぼんやりしてしまいますが、それも自覚できません。
脳のご主人様におなり! 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 田口ランディ(タグチランディ) 1959年東京生まれ。
ひとつは、田口の候補作(笑)『モザイク』の一部が、片山洋次郎の『気ウォッチング』から無断で引き写しされていたもの。
四作目は、たまたま誘われて見知らぬ人々と富士山を登る産婦人科の看護士が主役の話なのですが、なんでも(事実はどうだか分からないけど)、トイレをするにも水を飲むにも全て登山途中ではお金がかかるんだそうです。