ここまで読んで、曲に感じていた不穏さの真相が分かりました。 「彼女」はまさに自分の理想の姿だったが「彼女」こそが「死神」だった。
13つまり、自殺にまつわるシーンが歌われています。 yoasobiの情報と歌詞ならutaten。
彼らの楽曲の良さは人気の急上昇っぷりからも伺えるのですが、そのコンポーザーを努めているのは【Ayase(. 次の「 どこか儚い空気を纏う君は 寂しい目をしてたんだ」では、だんだん声量を落としていって寂しい空気感を出し、Bメロにつなげています。
それでも。
全歌詞ふりがな付き!【歌詞コラム】『夜に駆ける』の歌詞は『タナトスの誘惑』をモチーフに作られた楽曲です。
, 「壁のラクガキ」は壁=心の中と仮定すれば、心の中で思い描いていたことが「ラクガキ」に繋がる。 完全にメンタルを削ぎにきている! 貴様ッ…!スタンド使い(死神)かッ!!! で、そこから「騒がしい日々に…」と続くんですが ここにきて転調…。 そして彼女が死神に魅入られている感じがするのですが、 ほんとゾッとした!まさに死神を盲信していると。
要は心の中に思い描いていた夢のことであり、それが永遠となるということは、もう叶わないことを予感させることにもなり、登場人物はもう死んでしまい、肉体のない身になっている想像ができる。
そして二人は夜に駆け出した。
おそらくYOASOBIの『夜に駆ける』について前情報がないって方は ただただ「なんか儚い感じの曲」と言う印象を持つと思います。
藍にいなさんは椎名林檎さんのツアー映像やMaison book girlの「闇色の朝」のMVも担当しており、 注目度が高くなってきているクリエイターです。
そして、ayaseさんの作り出すキャッチーなメロディも相まって、曲だけ聞くと心中の曲とはまったく分からない、オシャレでノリの良い曲になっているんです。 ということで、 【夜に駆けるのおすすめ視聴方法】 1. さらに言うと本文に ブラック会社に勤めながら独りきりで寂しく暮らしていた僕にとって、彼女はまるで天から舞い降りた天使のようだった。
試聴する KKBOXを起動 夜に駆ける 作詞:Ayase 作曲:Ayase 沈むように溶けてゆくように 二人だけの空が広がる夜に 「さよなら」だけだった その一言で全てが分かった 日が沈み出した空と君の姿 フェンス越しに重なっていた 初めて会った日から 僕の心の全てを奪った どこか儚い空気を纏う君は 寂しい目をしてたんだ いつだってチックタックと 鳴る世界で何度だってさ 触れる心無い言葉うるさい声に 涙が零れそうでも ありきたりな喜びきっと二人なら見つけられる 騒がしい日々に笑えない君に 思い付く限り眩しい明日を 明けない夜に落ちてゆく前に 僕の手を掴んでほら 忘れてしまいたくて閉じ込めた日々も 抱きしめた温もりで溶かすから 怖くないよいつか日が昇るまで 二人でいよう 君にしか見えない 何かを見つめる君が嫌いだ 見惚れているかのような恋するような そんな顔が嫌いだ 信じていたいけど信じれないこと そんなのどうしたってきっと これからだっていくつもあって そのたんび怒って泣いていくの それでもきっといつかはきっと僕らはきっと 分かり合えるさ信じてるよ もう嫌だって疲れたんだって がむしゃらに差し伸べた僕の手を振り払う君 もう嫌だって疲れたよなんて 本当は僕も言いたいんだ ほらまたチックタックと 鳴る世界で何度だってさ 君の為に用意した言葉どれも届かない 「終わりにしたい」だなんてさ 釣られて言葉にした時 君は初めて笑った 騒がしい日々に笑えなくなっていた 僕の目に映る君は綺麗だ 明けない夜に溢れた涙も 君の笑顔に溶けていく 変わらない日々に泣いていた僕を 君は優しく終わりへと誘う 沈むように溶けてゆくように 染み付いた霧が晴れる 忘れてしまいたくて閉じ込めた日々に 差し伸べてくれた君の手を取る 涼しい風が空を泳ぐように今吹き抜けていく 繋いだ手を離さないでよ 二人今、夜に駆け出していく. 2番Aメロ、「君」の表情について。
また、もともと 鬼滅の刃の主題歌である「紅蓮華」と「夜に駆ける」は構成や疾走感が似ているのではないかと思います。
怖くないよ• サビ1 騒がしい日々に笑えない君に 思い付く限り眩しい明日を 明けない夜に落ちてゆく前に 僕の手を掴んでほら 忘れてしまいたくて閉じ込めた日々も 抱きしめた温もりで溶かすから 怖くないよいつか日が昇るまで 二人でいよう サビ1では、• 主人公の悩みや心労を表しているのかもしれません。
初めて会った日から 僕の心の全てを奪った どこか儚い空気を纏う君は 寂しい目をしてたんだ いつだってチックタックと 鳴る世界で何度だってさ 触れる心無い言葉うるさい声に 涙が零れそうでも ありきたりな喜びきっと二人なら見つけられる 原作小説で描かれていましたが、主人公と君が関係を持ったのも、飛び降りようとする君を引き止めたことがきっかけでした。
15monogatary. そして、YOASOBIはその究極の姿だと言えると思うんです。
エッジボイスを入れている場所を確認するため、もう一度落ちサビの歌詞に色を着けて説明します。
「タナトスの誘惑」は、死に誘惑されている人の物語だということがわかります。
だから、市街地がどこか地獄然としてるのだ。
もう嫌だって疲れたんだって がむしゃらに差し伸べた僕の手を振り払う君 もう嫌だって疲れたよなんて 本当は僕も言いたいんだ ほらまたチックタックと 鳴る世界で何度だってさ 君の為に用意した言葉どれも届かない 「終わりにしたい」だなんてさ 釣られて言葉にした時 君は初めて笑った 彼女は人生に対して「もう嫌だ疲れた」と言う。 彼女は止めて欲しかったのではなく 連れて行きたかったのだ。
) 落ちサビの部分はキーが半音下がっていて、歌のテンションも全体的に下げています。
. 作曲を手がけるAyaseさんは謎のボカロPとして2018年12月から楽曲の投稿を始め、 2019年4月に投稿された楽曲『ラストリゾート』が現在では340万回を上回りバズったことで注目を集めました。
小説を元にした物語のある楽曲を創り上げるyoasobi。
物語のキーワードを抽出すると 「僕 彼女 死神 死」だけなんですが。
巧妙に「自己を消す」YOASOBI また、他者の時代の特徴として、 自己の存在感をできうる限り消すことが好まれるというものがあります。 その言葉を聞いて彼女は笑った。
9好きな部類の曲ではあるし、歌もうまいし曲も面白い。
情景はどのように展開されていくのでしょうか。
「 沈 むように溶け てゆくように」では、 ピンクの部分が地声なのに対して同じ音階の 緑の部分は裏声にしています。
原作小説を読んでみるとそこで登場するのが「タナトス」=「死神」になります。
作者さんの後日談より。 現在は、心理学・精神分析・エニアグラムを通して性格構造を明らかにする「イデアサイコロジー」を提唱しています。 今回はYOASOBIの『夜に駆ける』の歌詞の意味と謎のアーティストの正体についてお伝えしていきたいと思います。
6「夜に駆ける」を踏まえた小説の続きが公開!?• 「硬い道」であることを強調することで、この主人公は田舎ではなく都会 つまり人工的な場所 にいることをより強調させる。
「僕」の背景や心情のディティールが省かれがち(ブラック企業という説明はあり)のも、読み手からの代入のしやすさを意識してのことかもしれません(意図はなくても、そんな作用はあると思います)(とはいえ個人的には、動機は掘り下げてあった方が誠実かなと) 楽曲とMVによる再演と、歌詞の精緻さ という原作が、どのように曲で表現されているかを見ていきます。
騒がしい 日々に笑 えない君に 思い付く限り眩しい明 日を 明 けない夜に落ちてゆく前に 僕の手を掴んで ほら 忘 れてしまい たくて閉じ 込めた日々も 抱きしめた温もりで溶かす から 怖 くないよ いつか日 が昇るまで 二人でいよう 緑が裏声で ピンクがミドルボイス、それ以外が地声で歌っていると思われますが、 ピンクの部分はもしかしたら地声で歌っているかもしれません。
主人公からすれば目に見えない「何か」に恋をしている様な表情を向ける彼女に納得がいかず、 実在しない「死神」対して嫉妬の感情を抱いてしまいます。
, そして、そのイマジネーションが完成したからこそ、夜を駆けていく=現実を再び「生きていく」わけだ。 すごく短く簡単な文章なので、すぐ読めると思います。 【YOASOBI】の「群青」について、歌詞の意味を徹底的に考察および解説していきたいと思います。
僕を見て欲しい、行かないで欲しいと願う男性の姿だと解釈できます。
「部屋」とは心の中という意味合いが近く、そもそも最初のフレーズは己の心中=内面世界を歌っているようにみえる。
治療中に、患者さんが治癒に抵抗したり、症状を悪化させたりするときにタナトスが働いていると解釈されたりしますが、この小説では単に「死にたいという衝動」として描かれています。
さて、『タナトスの誘惑』ですが、厨二病を拗らせた方や ゲームでなんとなく「タナトス」と言う単語を目にした事はあるでしょう。