高橋さん: そこに書かれたもの以上に熱量がある。 合同結婚式はロールキャベツ界では当たり前です。
高橋さん: そうそう。
そして、終わらなければいいのに、とも思いました。
植草甚一さんという人は、1960年代後半から一気に若者のカリスマになった方です。
これ以上は、世間が、ゆるさないからな。
行くといろんな人に会えるから、そこで恋愛して…と行くのが一番楽しい、そんな「憧れるケース」を作ったんです。
「教室」は、大学や高校だけにあるんじゃなくて、自分たちが望めばどこででもできる。
課題図書は 夏目漱石の そして太宰治の 番組で読書感想文を募集しているそうです。
「この人物は一体誰だろう?」ということで、この人物が残した手記、「第一の手記」「第二の手記」「第三の手記」をみんなで読んでいくという形になっています。 それに、こういう仕事はおおむね低賃金じゃないですか。 世間とは、いったい、何の事でしょう。
これも大変名作なのでぜひ読まれたらいいと思います。 そして、さっそくお読みになった方も。
小野アナ: 場所? 高橋さん: レシピや料理本に。
小野アナ: それだけじゃなくて、発見がありました。
新しい文化のことだったらジャズでも映画でもミステリーでも、おそらく植草さんが興味を持たないジャンルはない。
その辺が太宰治という作家の「キュート」なところですね。 小野アナ: 「悪いおじさんが今必要だ」と高橋源一郎さんがおっしゃりたくなったのは、今…。 ドイツの作家、エーリッヒ・ケストナーは、彼の理想の学校を「飛ぶ教室」と命名しています。
2「『人間失格』の人と言われているのかな?」と…。
他の誰かとともに、自由に、 自分自身とそれから自分以外の何かのために、何かを学ぶことができることです。
能町さん: 「キュート」なんですよね。
でも、先生が教えてくれるのを生徒がじっと待っているんじゃなくて、「飛ぶ教室」には「教室自体が飛んじゃう」という意味もあるんです。
ありがとうございました。 前半(11時から12時30分 高橋源一郎の講義 後半(13時30分から15時 朴裕河の講義&ディスカッション 受付は終了しました。 先ほど話題に上がった最後、ほかの方に「葉蔵はすごくいい人だ」と言わせて終わる。
それを知りながらカミューは言葉を発すること、書くことをやめませんでした。
そんなに「人間失格」なほどのことじゃないよ、という終わり方だよね。
能町さん: ひと言、無理やりねじ込みますと、私は「共感した」という言葉が最近嫌いになっていまして、「『人間失格』に共感した」とはなるべく言わないようにしようと気を付けていたんです。
さっきのお話だと「民草」ですか。
13:30 朴裕河さんによる講義&ディスカッション 15:00 終了予定 【主催】神保町ブックセンター 【協力】岩波書店 高橋源一郎(たかはし・げんいちろう) 1951年生まれ。
16日本語に「民草」や「常民」という言葉があります。
もう少しお待ちください。
役に立ったんですね。
大切なこと、たのしいものは、後にとっておきたかったのだ。
人間は古代から、楽しみがなかったころにどうしたかというと、その集落に伝わる古いお話を、集落のおばあさんが火の周りに集まった子どもたちにしてくれた。
これは、そんな「教科書」の一冊目になる。
小野アナ: 教科書に書いてあるのが知識だとしたら、知識と知識の間にあるようなものを教えてもらっている感じが、読んでいてしました。
能町さんの『私以外みんな不潔』がもっと似ているとおっしゃったらしいんで、実はきょう午前中に読みました。
だから「乳液を手に取るぐらいの量」。
国家と国家の間で、政府と政府の間で、そして、人々の間でも。
。
その人たちがいるからその国がある。
第3回は2020年1月19日(日)、 対象となる書籍は朴裕河さんの『帝国の慰安婦』(朝日新聞出版) です。
高橋さん: え! そして、 歴史を傍観者としてではなく、その時代に生きる者として、 どう対峙してゆくのか。 こま切れに民営化されながら、今でも基本的に治療は無料なんです。
いまだに売れ続けています。 ラジオまたはテレビを対象として、番組をジャンルで検索することができます。
高橋さん: よく考えたら『こころ』に似ているんですよね。
肯定することです。
東北のお金持ちに生まれて、すごく成績もよくて、ただ自分の才能を持て余してうまく生きていけない。