Club Gastronomic Sake主宰。 江戸時代の食文化の研究、継承をライフワークとする。 その後、オーブンで内側へじっくりと熱を通します。
16特に、脂身と赤身との境目、フライパンに当たらない凸凹した部分(骨がついていた部分や筋の部分)に重点的にかけるようにしましょう。
このとき塩が少ないと、肉の内部まで下味が入っていきません。
フライパンは脂を捨て、表面に残った旨みをソースに活用するので洗わずに置いておきます。
初心者が疑問に思いがちな点も、随時解説します。
NHKの大河ドラマ『龍馬伝』や時代ドラマ『みをつくし料理帖』の料理監修、料理考証も担当。 焼き上がりの目安は? A:目視と触感で確認しましょう。 すでにおいしそうな見た目ですが、この段階ではまだ中は生の状態です。
5おもてなしにぴったり! 絶品ローストポークが完成 表面の焼き色が食欲をそそります。
肉汁が全体にしっかり行きわたり、冷めてもしっとり、ジューシーです。
フライパンを回しながら沸騰させ、ほんのりキャラメル色になったら、バターを入れて溶かします。
神戸大卒。
網バットをかませるのは、余分な脂を肉に触れさせないためです」 Q:中まで火が通ったか不安。 豚ロース肉…約500g• 3段階の火入れで仕上げる 「ローストポークのポイントは火入れです。 ただし岩塩ははがれやすいので、しっかり全面につく量を使ってください。
3見た目や肉の香ばしく焼ける香りで判断してください。
にんにく…1片(薄切り) 【ソース】• 「肉汁を落ち着かせ、全体にまんべんなく行きわたらせる目的で余熱の時間をとります。
著者は『有次と庖丁』(新潮社)、『飲み食い世界一の大阪』(ミシマ社)、『濃い味、うす味、街のあじ。
いずれの肉を使う場合も、ある程度厚みがあった方が旨みを中に閉じ込めやすいので、500g以上を用意するのがおすすめです。
その後、ラップを外して10分ほど ちょろちょろと流れる程度の弱い流水に当てて余分な水分や塩気を流した後、水をしっかりふき取ります。 低カロリーレシピ• 現在は東京・赤坂の「柳原料理教室」にて、近茶流宗家である父・一成と共に、日本料理・懐石料理を指導。 オーブンを開けたときに表面に白くシュワシュワと水分が出ていること、肉の真ん中あたりを指で押さえたときにしっかり弾力があることの2点が、火が通っているかの目安になります。
低カロリーレシピ• 粒マスタード…小さじ2 Q:肩ロースよりもロースの方がいいの? A:好みで使い分けるのがいいでしょう。 最新刊に『新しい卵ドリル』(マガジンハウス)も。
外は香ばしく、中はしっとりジューシーに仕上げるために、プロはどんな工夫をしているのでしょうか。
これならおもてなしの席にも自信をもって提供できそうですね。
ただし、難しいのが火入れの加減です。
「表面の焼き色を付ける工程です。
「特に赤身と脂身の間など、隙間にもしっかり入れ込みます」 さらに砂糖をまぶして手で押さえ、にんにくをまんべんなくはりつけます。
平成30年度、農林水産省・日本食普及親善大使に任命される。
オーブンを使った本格レシピです。
表面全体に香ばしい焼き色をまんべんなくつけます」 Q:どのくらいの時間焼けばいいの? A:表面全体がふっくらし、おいしそうな焼き色がつくまで、です。 「脂を上から全体に落としたいので、脂身を上にします。 近著に『家で肉食を極める! 肉バカ秘蔵レシピ 大人の肉ドリル』(マガジンハウス)ほか、自身も参加する調理ユニット「給食系男子」名義で企画・構成を手がけた『家メシ道場』『家呑み道場』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)はシリーズ10万部を突破。
焼きながら肉から脂と水分がどんどん出てくるので、それをスプーンですくって肉に戻しかける、という作業を丁寧に何度も繰り返します。 フライパンでこんがりと焼き色がついた豚肉がこちら。
東京農業大学で発酵食品学を学んだのち、小豆島の醤油会社やオランダの帆船でのキッチンクルーとして勤務。
パーティやおもてなしにぴったりのごちそう、ローストポーク。
テレビ朝日【「ぷっ」すま】の『第2回芸能界お抱えシェフ-1グランプリ』では「大根のフルコース」、またTBS【爆問パニックフェイス!】の『凄腕料理芸人チャーハン対決』では「香り豊かなアナゴのチャーハン」を披露し、それぞれ優勝を果たす。
置きっぱなしにしてしまうと、肉汁がどんどん下にたまってしまうので、数分ごとに上下をひっくり返すようにしてください」 【ソースを作る】 7.フライパンではちみつを焦がし、バターを溶かす 4のフライパンにはちみつを入れ、弱火にかけて焦がします。
フリーアナウンサー/和酒コーディネーター テレビ、ラジオなど各媒体で活躍する一方、日本の食や和酒の魅力発信を積極的に行い、大切さ、楽しみ方を伝えている。
本格的に仕上げるために、フライパンで焼いたあとオーブンに入れ、最後に余熱で休ませるという3段階での火入れを行います。
編集者/ライター/フードアクティビスト 東京都 武蔵野市出身。
』(140B)ほか。 趣味は茶道とクレー射撃。
肉の3%量はあくまで目安なので、少し多いかな、と感じるくらいでちょうどいいでしょう。
塩分控えめレシピ. フードアクティビスト/馬場企画 代表取締役編集者&ライター 食専門誌から一般誌、新聞、書籍、Webなど多方面の媒体を主戦場に、「調理の仕組みと科学」「食文化」「食から見た地方論」など幅広く執筆、編集を行う。
プリッとした豚肉を切り分けると、中はきれいなピンクグレー。
肩ロースはロースよりも脂が差し込んでいるため、よりしっかり肉感があります。