21 ID:rYGai4dD0 また別の鎮守府 長門「うむ……」 提督「む……どうした、書類を前に難しい顔などをして」 長門「いや、以前にあったニンシンカッコカリシステムの書類を読み返していたのだが」 提督「ああ、アレか。 何? 指輪貰って一日たたずにもう正妻気取り? こないだまで散々罵倒していたとは思えない変わり身の早さね。
大鳳「……あら。
同時に薬指にはめられていたケッコン指輪も彼女の心境を表すかのように真っ赤だった。
わざわざ書類と銀色に光る指輪を用意して行われるこの行事は、人間たる我々が行う婚礼の儀と同じものとなっている。
同時にだ。
姉さんと話してて頭も随分冷えました」 球磨『と、言うと?』 大井「私、提督が好きです。 それ」 筑摩「ロン」 山城「代わって一巡で放銃なんて……んふふ、もう不幸とかそういう問題じゃない気がしてきたわ」 龍田「しかしあれね」 千代田「ん?」 龍田「早かったわね」 筑摩「昨日の今日ですものね」 千代田「最初の茶番はなんだったの?」 比叡「みなさーん! さっき提督と大井さんがー!」 【姉妹】 prrr prrr 球磨「北上ー、電話なってるクマ」 北上「んぅ、今手離せない」 球磨「寝転がってるだけじゃねーか……おっ、大井クマ」 北上「マ?」 球磨「ま。
18皐月と長月が夕飯作ってくれてるはずだし」 瑞鶴「わ、楽しみ~ さ、帰ろ!」 提督「…… ああ、両手に鶴、だ」 翔鶴「…… ふふっ」キュッ 瑞鶴「えへへっ」キュッ 提督「… 幸せだな」 翔鶴「ええ、とっても」 瑞鶴「そうだね、私もそう思う」クスッ 提督「夕日が綺麗だ」 翔鶴「ええ… そうですね」 瑞鶴「うん… そうだね」 皐月「時は一刻を争う」 長月「ああ… 由々しき自体だ」 弥生「そうだね… こればっかりは…」 望月「… 別にいいじゃんほっとけば」 島風「よくない!」 潮「よくありません!」 望月「おおう…」 皐月「どうしよう」 長月「どうにかしなければいけないだろ」 弥生「うーん… いっそ家とか作ったら?」 長月「力仕事ならまぁなんとかなるとは思うが… 司令官が許すだろうか」 皐月「無理があると思うよ」 島風「…… あ、これなんかいいんじゃない?」 翔鶴「むむむ…」 提督「………」ジーッ 翔鶴「……」ヒョイッ 翔鶴「ああっ!」 瑞鶴「翔鶴姉わかりやすい」 提督「見事にババ引いていくな」クックック 翔鶴「うぅー… はい瑞鶴」 瑞鶴「うーん…」 瑞鶴「……」サッ 翔鶴「……」ズイッ 瑞鶴「……」サッ 翔鶴「……」グイッ 提督(あれでババに誘導しているつもりなのか… ?) 瑞鶴「いやまぁ… これでしょ」ヒョイッ 瑞鶴「え!? あ、あっれ~」 翔鶴「何回負けてると思っているんですか。
いち、にい・さん……あっ昇進しました」 比叡「大井さんだけが順風満帆の人生ですね」 山城「なんで不幸じゃないの?」 大井「そんなこと言われても……」 龍田「……はっ!? ま、まさか……!」 大井「そうだったらいいんですけどねぇ……残念ながら」 龍田「……まるゆちゃんの過剰摂取の事を言おうと思ったんだけどなにと勘違いしたのかしらぁ?」 千代田「私もわかんないなぁ、教えて教えてなんだと思ったの~?」 大井「ぁぅぁぅ……」 山城「今日も二人とも軽快ね……」 比叡「どうせケッコンの事だと思ったんですよね! どうせ!」 大井「ぎょらいキック!」 比叡「魚雷関係ない!」 【深夜】 龍田「……ダウト」 比叡「ざんねーん! 2でしたー!」 龍田「ぐぬぬ……」 千代田「ダウトって終わり時がわからないのよね。
今回は瑞鶴に免じて許してあげます。
綾波「綾波です。
比叡「へぇ〜、じゃあこんごうちゃんは、将来はパパとケッコンするんだ〜」ホホエマー 榛名「金剛お姉さまにライバル出現ですね〜」ニコニコ 霧島「こんごうの可愛さかお姉さまの美しさか。 大井は素直になれないだけで、 その辺ちゃんとわきまえてるからと。
俺はそう簡単に堕ちないぞ」 大井「とりあえずこれからは私がご飯作りますから、それから秘書艦は私だけにしてください。
そしてベッドの中央でこちらをまっすぐに見つめる瞳。
だが大参寺では住職以外は僧侶がおらず、寺の雑役の全ては寺男がこなしていた。
エンシェントフェアリーとX一体でヌトス召喚、効果で赤召喚、黄色サーチ。 手札からギータスペンデュラムスケールにセット、効果起動手札からゼピュロス切って デッキからマイクス。 かわいいものじゃないか。
酸素魚雷をブチ込みますよ?」 大井「さては私という外堀を埋めてから北上さんに近づこうと言う算段でしょう! そうはいくものですか!!」ガチャコン! ホワンホワン…… 提督「だめだ、冗談でも言ったら殺される」 提督「北上も俺を嫌ってはないだろう。 居たのね」 陽炎「司令から何かされたりとかしてない? ふふ」 最近の陽炎は天津風によく提督のことを聞いてきた。
ふわ……ぁあ」 大井「もう、向こうで待ってますから早く来てくださいね」 提督「ねみぃ……」 【朝食】 提督「……びっくりした」 大井「あ、起きました?」 提督「顔洗ったら多少はな」 大井「で、どうして3時まで起きてたんですか?」 提督「……なんで知ってるの? こわっ」 大井「自分でおっしゃったんじゃないですか!」 提督「まーじでー? 覚えてねぇ」 大井「私が何で居るのかわかってます?」 提督「……昨日言ってた事、だろ?」 大井「その程度には頭は動いてるようですね」 提督「いや違うんだ。
おしまい. それにしても過保護すぎるぐらい聞いてきた。
雪風は幸運艦だったそうです。
山城さんにすっぱいぶどうにご用心を一個あげたらそのすっぱい奴に当たる位確実です。
ガッツリ姉モードだ) 球磨「うんうん。
……ま、とにかく。
で、とにかく使わないから返そうぜーってなって、焦って』 大井「はい」 球磨『わたわたしてたら提督以外のみんなには隠せてるつもりでバレバレで』 大井「うぅ……」 球磨『なんかもうわかんなくなって逃げてきた訳と』 大井「……そういう事です」 球磨『……わりかしお前が悪くねー?』 大井「そ、それはわかってますけど! で、でも提督も全然気づいてくれなくて!」 球磨『そりゃ正面切って断ったり怒ったりしてりゃそうなるクマ。
球磨型軽巡洋艦の大井についても、あまり良く言われてはなかった。 だが二人の傍にはいつも一人の艦娘がいた。
そこへ山城が悲痛な表情で乗り込んできた。
それから朝は私が起こしますから目覚ましは要りませんね。
時間の無駄だったわ」 ザシュ 秋津洲「何を……言って……えっ……?」 龍田「言葉が無理なら実力行使よね~」 龍田「さってと、薄汚い猫は海に捨てて~」 龍田「貴方は私と一緒よ」 龍田「身体はもう汚されちゃって、洗っても落ちそうにないから~」 龍田「せめて心だけでも、ね」 龍田「ずっと一緒よ。
二人らしき姿が最後に目撃されたのは、出撃でもないのに艤装を付けて海に飛び出していく瞬間だった。 熊野のように」 熊野「さあ、どうでしょうか。
銀と金でギアギガントX、効果起動デッキからバードマン、 バードマン効果でマイクス戻してSS、赤と黄色でX。
最初から渡すつもりだったんだよ。
さ、提督」 千代田「あ、その前にカシャッサ頂戴」 比叡「あいあい」 提督「んん、あー。
。
時間置いて、考えさせてくれとか言ったけどさー。
自分が居ない間に眠ってしまったのだろうか。
アレ、犬みたいなものだから」 大井「だ、大丈夫ってなんの話ですかいきなり!」 筑摩「龍田さん」 龍田「あらやだ」 筑摩「はぁ、それはそうと……提督いいですか?」 提督「んあ? なんだい筑摩」 筑摩「大井さんから話を聞いたんですが指輪を返却するらしいですね」 龍田「それはちょっともったいないんじゃないかしらぁ。
自分の心臓の音が聞こえたが、不思議と落ち着いていた。
その後急に天井を見つめたと思ったら立ち上がって『提督が困ってる』とか言いだして 執務室に向かっていったの。
だからこうしてお前を虜にしてやったんだ」 武蔵「まだまだタップリと宿泊代を払ってもらわなくてはな。
きっと提督も夢中になりますわ」 熊野「うふふふ……」 熊野 だから忠告したのに。