青森県弘前公園の桜は、正徳5年(1715年)に、弘前藩士が京都から25本の苗木を持ち込み、城内に植えたのが始まりと伝えられています。
15長野県伊那市(高遠城址公園)はタカトオコヒガンザクラ、北海道稚内市、留萌市、旭川市、網走市、帯広市、釧路市、浦河町はエゾヤマザクラ、根室市はチシマザクラ、その他の各地はソメイヨシノを対象としています。 長野や北陸では4月上旬までに開花するところが多いでしょう。
4月23日に札幌で開花し、5月9日には釧路でも開花を迎える予想です。
このため、今季の冬は全体的には気温高めとなり、花芽の休眠打破が2日から7日遅くなっています。
このため気象庁では、開花や満開の状況に応じて標本木の代替わりなども行っていますが、気温が平年並に経過した年でも、開花時期が平年よりも早くなることがあります。
3月は平年よりかなり高め、4月は平年並みの気温が予想されるため、開花は、平年より早いかかなり早い。 開花の傾向 2021年の桜の開花は、全国的に平年より早いでしょう。
8記録的な大雪をもたらした強い寒気の影響で、全国的に桜のつぼみの休眠打破は行われたとみています。
これは寒く日も短い冬を生き抜くためのもので、桜以外でも温帯の植物の多くに見られる性質であり、冬を前に自ら葉を落とし生命活動を最低限に抑えます。
前回2月4日の予想よりも、関東から近畿を中心に1日程度早くなっているところが多いです。
平年値や昨年値は、気象庁・各自治体や名所の値を用い、平年値のない地点は過去の観測データを基に算出しました。
株式会社ウェザーマップ(本社:東京都港区)は、2021年の第四回を発表しました。 花が咲いた後に気温が下がる花冷えが起こると花は長く持ち、咲いた後に雨が降ると早く散ります。
桜 開花予想 2021 2021年の桜は全国的に平年よりかなり早い開花になりそうです。
特に3月後半は晴れる日が多くなり、日差しの暖かさが開花を後押ししそうです。
3月末までには、西日本から東日本にかけて広く開花となるでしょう。
桜の開花予想は東京が3月18日頃、京都が3月20日頃になります。
前回2月11日の予想よりも、九州から東北南部にかけて大幅に早くなっています。
5九州南部では、暖冬の影響で休眠打破が遅れた昨年と比べると、開花が早くなる予想です。 毎年春になると、日本各地で桜が咲きますね。
現在の桜のつぼみの生長は開花が早かった昨年と比べると少しゆっくりしたペースとなっていますが、3月の気温は平年より高い見込みで、開花直前の3月中旬以降は晴れる日が多くなるため、つぼみの生長が一気に加速します。
昨年と比べると同じくらいのところが多いですが、関東や東北では、記録的に早く開花した昨年よりも5日前後遅くなる見込みです。
九州地方では15日までに全地点で開花するでしょう。
一方、九州や四国、北海道は昨年より早い開花となるでしょう。 ウェザーニューズは観測スポットの桜で予測。 20日は熊本と高知、21日には大分と松山、下関、22日には鹿児島や長崎、佐賀、宮崎、和歌山、東京で開花するでしょう。
桜の花芽は前年の夏に形成され、その後、休眠に入ります。
満開予想は東京が3月27日頃、京都が3月29日頃になります。
また、シミュレーション結果を「開花確率」グラフとして掲載。
生長期 休眠打破後~開花まで 2月も寒気の影響を受けたものの、季節先取りの暖かさとなった日もありました。
一方、3月もやや高めの予想ですが、大幅に高くなる可能性は低いとみられます。 休眠打破の振り返り 12月~2月前半 今冬は昨年末から度々訪れた強い寒気の影響で全国的に気温が低くなり、記録的な大雪となったところもありました。 満開の観測を行っていない地点と過去の観測の記録がない地点は、予想満開日は発表しません。
北日本の3月から4月の気温は平年並から高い予想で、つぼみの生長は順調に進みます。 ただし東京などで記録的な早さで開花した昨年 2020年春 と比較すると、近畿から東北にかけての多くの地点ではそこまで早まることはないでしょう。
このため、開花は昨年のように大幅に早くなることはなく、平年より早め程度となりそうです。
*見頃の時期等については、「桜の見頃情報」でご確認を。
長野県伊那市(高遠城址公園)はタカトオコヒガンザクラ、北海道稚内市、留萌市、旭川市、網走市、帯広市、釧路市、浦河町はエゾヤマザクラ、根室市はチシマザクラ、その他の各地はソメイヨシノを対象としています。
桜の木は、樹齢を重ねるほど開花時期が早くなる傾向があります。 全国主要都市の桜開花予想 情報は2021年3月3日発表 ウェザーニューズ 画像提供:ウェザーニューズ 全国の桜名所の桜開花予想 情報は2021年3月3日発表 ウェザーニューズ 画像提供:ウェザーニューズ 【近畿】3月21日の和歌山から開花スタート、開花時期は昨年並に 近畿地方の桜開花予想 情報は2021年3月3日発表 ウェザーニューズ 画像提供:ウェザーニューズ 近畿地方では桜の開花時期は平年並か平年より早く、昨年並の開花となる予想。 前回2月11日の予想よりも、九州から東北南部にかけて大幅に早くなっています。
このため、休眠打破が鈍い影響よりも、2月3月の大幅な高温の影響が大きいため、開花は平年よりかなり早くなりそうです。
桜の開花時期について 桜の開花時期は、年々早まる傾向にあり、東京で2011年~2020年の過去10年間に平年の開花日よりも遅く開花したのは、2011年と2012年のわずか2回となっています。
四国地方 開花は、平年より早いかかなり早い10月は平年並み、11月は平年よりかなり高め、12月から1月にかけては平年並み、2月は平年よりかなり高めの気温でした。
長野県伊那市(高遠城址公園)はタカトオコヒガンザクラ、北海道稚内市、留萌市、旭川市、網走市、帯広市、釧路市、浦河町はエゾヤマザクラ、根室市はチシマザクラ、その他の各地はソメイヨシノを対象としています。