内向きな性格のためか気疲れしやすい性格で、日常的にも緊張状態が続いていました。 桂枝湯は「万方の祖(全ての漢方薬の祖)」と呼ばれる調合で、漢方の基本となる代表的な漢方薬です。 このような特徴により、精神面が関わる症状に使用することで、「不眠症、神経症、不安症(パニック)、うつ病」だけでなく、夜尿症(おねしょ)や性機能の回復にも活用される漢方薬が桂枝加竜骨牡蛎湯です。
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その状態から、急にアクセルを離してブレーキを踏んでしまえば、走行が急にガタついてしまいます。
緩やかに自律神経症状を和らげていくという印象です。
柴胡加竜骨牡蛎湯の主眼は「胸満煩驚」である。
そのため、漢方を必要とされている方は、 かかりつけの医師とご相談されることをおすすめします。 更年期障害にてほてりの強い者では黄連が必要。 具体的に言うと、• 低カリウム血症になると、筋肉のけいれんや麻痺が起こることがあります。
虚証の特徴 虚証の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
桂枝加竜骨牡蛎湯には、神経の興奮を抑える作用があります。
桂枝加竜骨牡蛎湯は、桂枝湯をベースにして、竜骨や牡蠣といった神経の高ぶりをおさえて精神を落ち着かせる効果がある生薬を加えたものです。
次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください (1)医師の治療を受けている人。
通陽散結といって胸部の詰まりを散らし血脈を通じる薬能を持つ。 急性心不全に移行する可能性があるうっ血性心不全においても、使用を一考するべき生薬である。 頭痛・めまい…柴胡加竜骨牡蛎湯、半夏白朮天麻湯、五苓散• 桂枝加竜骨牡蛎湯の適応証 桂枝加竜骨牡蛎湯の適応は以下になります。
5右心不全により腹部のうっ血が進むと、うっ血肝を起こしてみぞおちや胸脇部が痞え硬くなることがある。
八珍湯(十全大補湯去桂枝黄耆)を用いる。
ただし更年期障害ではのぼせやほてりなど上部の熱感をそれほど伴わない方もいる。
また、神経が衰弱すると性的な機能の低下にもつながります。
以下の症例は当薬局にて実際に経験させて頂いたものです。 体力がなく色白の方に向いています。 漢方薬は空腹時に服用することを想定して配合されています。
血液の力が弱まれば、少ない分泌量でも働きたい部分にちゃんと到達できるようにするため、自律神経が働いて血行を強めようとします。 したがって両者の鑑別は慎重を期たさなければならない。
このような効き目なので、抗不安薬のようにすぐに不安を取り除いてくれるような即効性はありません。
せっかく服用されるのでしたら、しっかり効くと言い聞かせながら服用してみてください。
これらの病態は今でいうところの急性糸球体腎炎や気管支喘息・循環器疾患中の病態を包括していると考えられている。
証にはいくつかの分け方がありますが、ここでは代表的な2つの証を見てみましょう。 病院では大手メーカーの番号のついたものが処方されます。 4-13.桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)実証 頭痛やイライラ、自律神経失調症、更年期障害に効果があります。
13冷え…桂枝茯苓丸、当帰芍薬散• このときの身体の状態や体質をあらわすのが 証(しょう) constitution という概念です。
)うっ血性心不全と気管支喘息とでは胸部に浮腫が起こって呼吸苦と喘鳴とを伴うという点で症状的に類似する。
神経の高ぶりをしずめ、また、気力をつけることで心の状態をよくします。
これらの方剤は脱水を予防し、狭心症の発作を予防する薬能を持つ。
不安などの精神症状・動悸や発汗・性機能障害などの自律神経症状に対して用いられる漢方薬の1つに「桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)」があります。 量については、年齢や体重、症状によって適宜調整します。 進行するごとに全身の血流を停滞させて、血液が組織に溜まりうっ血症状が現れてきます。
桂枝加竜骨牡蛎湯を使ってみた体感 桂枝加竜骨牡蛎湯を使った理由 私が桂枝加竜骨牡蛎湯を使った理由は2点あります。
胃からチャプチャプと音がする方、吐き気がある方に効果があります。
桂枝加竜骨牡蛎湯は、主薬の桂枝(桂皮)をはじめ、下記の7種類の生薬からなります。
調和営衛 の2つが中心となります。
重大な副作用としては甘草に由来するものが報告されており、使用する際にはその兆候となる症状に注意が必要です。
漢方は、何種類かの生薬を合わせて作られています。
効能又は効果 下腹直腹筋に緊張のある比較的体力の衰えているものの次の諸症: 小児夜尿症、神経衰弱、性的神経衰弱、遺精、陰萎 用法及び用量 通常、成人1日7. 解肌発表とは、肌(体表)を和解(調子を整える)させ、発汗させることで体表から邪気を解き放つという作用です。
桂枝加竜骨牡蛎湯は、これに竜骨と牡蛎が加わっています。
心不全の早期治療と漢方薬 これらの症状はごく初期では気づかない方もいます。
更年期障害においても運用の場があり、特に桂枝茯苓丸と合わせることが多い。
甚だしいと手足に力が入って上手く動かせず、胸脇部が苦しく体をよじって伸ばしたくなると訴える。 これらの処方もその一類で「気上衝」を納める薬能を有する。
ほとんどのお薬は食後に服薬するのに、なぜ漢方薬は食前なのでしょうか? これは漢方薬に含まれる「配糖体」という成分が関係しています。
・芍薬(シャクヤク):ボタン科のシャクヤクの根を乾燥させたもの。
飲み忘れが多くなる方は食後でも構いません。
桂枝加竜骨牡蛎湯の効能:不眠症、神経症、パニック、うつ病 神経が衰弱してくると、不眠症や神経症、不安症(パニック)、うつ病などの精神疾患が問題になります。 また、芍薬(しゃくやく)は痛みを取り除く作用が知られています。
8陰陽(陰)・虚実(虚)・寒熱(中)・気血水(気逆) 桂枝加竜骨牡蛎湯は、以下のような方に使われます。 また精神的原因によって夢精や勃起不全が生じている場合にも用いることがあります。
1つは睡眠を改善するため、もう1つは精神面での安定を図るためです。
大まかに更年期障害の概要を説明しましたが、更年期障害はさらに細かく弁別することで適応処方が決定していきます。
私の場合、睡眠の質を高めるという効果はある程度実感することができました。