非定型精神病薬は1980年代後半より導入された薬です。 うつ病の増強療法• オランザピンOD錠の質量は軽いものでは200mg、重いものでは400mgと重量に大きな違いが見られます。 実際には、外来では2. 5~5mgの少量から投与を開始するなど、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。
1慎重投与• 双極性障害における躁症状の改善• [双極性障害の維持療法における日本人での本剤の有効性及び安全性は確立していない。
通常、成人にはオランザピンとして5~10mgを1日1回経口投与により開始する。
痙攣 痙攣(強直間代性、部分発作、ミオクロヌス発作等)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
患者の状態及び病態の変化を注意深く観察するとともに、これらの症状の増悪が観察された場合には、服薬量を増量せず、徐々に減量し、中止するなど適切な処置を行うこと。
5mg「杏林」・5mg「杏林」・10mg「杏林」の生物学的同等性試験に関する資料. 閉塞隅角緑内障• 成分は同じですが、剤形は違うことをしっかり患者さんにお伝えする必要があると思います。 下記の副作用には、念のためご注意ください。
14] 妊婦、産婦、授乳婦等への投与 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。 傾眠、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には高所での作業あるいは自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。
2.オランザピンの作用時間と使い方 オランザピンは最高血中濃度到達時間が4. アドレナリン投与中<アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く>• 形は先発が「薄くて軽くて平べったい」というザイディスに特徴的な形なのに対して、後発品はOD錠にありがちな「厚みがある円形」となっています。
高齢でベンゾジアゼピン系薬物の併用 65歳〜• 家族等に自殺念慮や自殺企図、興奮、攻撃性、易刺激性等の行動の変化及び基礎疾患悪化があらわれるリスク等について十分説明を行い、医師と緊密に連絡を取り合うよう指導すること。
用法用量に関連する使用上の注意 本剤は口腔内で速やかに崩壊することから唾液のみ(水なし)でも服用可能であるが、口腔粘膜からの吸収により効果発現を期待する製剤ではないため、崩壊後は唾液又は水で飲み込むこと。
低血圧• 5mg「杏林」・5mg「杏林」・10mg「杏林」の安定性試験に関する資料 作業情報. 心筋虚血• アルコールは中枢神経抑制作用を有する。 2.海外で実施された大うつ病性障害等の精神疾患(双極性障害のうつ症状を含む)を有する患者を対象とした、複数の抗うつ剤の短期プラセボ対照臨床試験の検討結果において、24歳以下の患者では、自殺念慮や自殺企図の発現のリスクが抗うつ剤投与群でプラセボ群と比較して高かった。
19但し、1日量は20mgを超えない。 伝導異常• 2.授乳中の婦人に投与する場合には、授乳を中止させる[ヒト母乳中への移行が報告されている]。
・シプロフロキサシン塩酸塩: 本剤の血漿中濃度を増加させる可能性がある。
体重増加や代謝の悪化が目立つ• 糖尿病の家族歴、高血糖あるいは肥満等の糖尿病の危険因子を有する患者(「重要な基本的注意」の項参照) 自殺念慮又は自殺企図の既往のある患者、自殺念慮のある患者[自殺念慮、自殺企図があらわれることがある。
また、横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意する。
1.重大な副作用(頻度不明) 1).高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡:高血糖が現れ、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡から死亡に至るなどの致命的経過をたどることがあるので、血糖値の測定や、口渇、多飲、多尿、頻尿等の観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、インスリン製剤の投与を行うなど、適切な処置を行う。 ・アルコール(飲酒) : 相互に作用を増強することがある。 ] 小児等に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
201-2.オランザピンのデメリット• 高齢で一過性脳虚血発作 65歳〜• 外国で実施された認知症に関連した精神病症状(承認外効能・効果)を有する高齢患者を対象とした17の臨床試験において、本剤を含む非定型抗精神病薬投与群はプラセボ投与群と比較して死亡率が1. 薬物動態 オランザピンOD錠5mg「JG」と標準製剤を、クロスオーバー法によりそれぞれ1錠(オランザピンとして5mg)健康成人男子に水150mLと共に絶食単回経口投与して血漿中未変化体濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、それぞれlog 0. 7倍高かったとの報告がある。
陰性症状はこれまで改善が難しいとされていましたが、オランザピンは、陽性症状・陰性症状ともに効果を発揮します。
] てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者[痙攣閾値を低下させることがある。
通常、成人にはオランザピンとして10mgを1日1回経口投与により開始する。
従来の抗精神病薬と比べると、ドパミンD2受容体以外の神経伝達物質受容体に対して狙って作用するため、中枢神経に対する副作用が少ないことが特徴です。 抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)• 80歳以上 80歳〜• 麻痺性イレウス 腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
199).喫煙[本剤の血漿中濃度を低下させる(喫煙は肝薬物代謝酵素(CYP1A2)を誘導するため本剤のクリアランスを増加させる)]。 ・カルバマゼピン: 本剤の血漿中濃度を低下させる。
原則として抗悪性腫瘍剤の投与前に本剤を投与し、がん化学療法の各サイクルにおける本剤の投与期間は6日間までを目安とすること。
脳血管疾患• (禁忌) 1.昏睡状態の患者[昏睡状態を悪化させる恐れがある]。
Psychiatry Monograph, 15, 10, 1997. 痙攣 痙攣(強直間代性、部分発作、ミオクロヌス発作等)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
他の制吐剤との併用において、通常、成人にはオランザピンとして5mgを1日1回経口投与する。 糖尿病の家族歴、高血糖あるいは肥満等の糖尿病の危険因子を有する患者(「2. 体重増加の副作用を逆手にとって、食欲が低下している老人の方に、ごく少量で使うこともあります。 オメプラゾール リファンピシン 本剤の血漿中濃度を低下させる可能性がある。
11本剤の投与により体重増加を来すことがあるので、肥満に注意し、肥満の徴候があらわれた場合は、食事療法、運動療法等の適切な処置を行うこと。 本剤のクリアランスを低下させる要因を併せ持つ高齢者 65歳〜• ] 抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)に使用する場合 本剤は、原則としてコルチコステロイド、5-HT 3受容体拮抗薬、NK 1受容体拮抗薬等と併用して使用する。
一般的な口腔内崩壊錠は服用後20~30秒程度で崩壊します。
・糖尿病の家族歴、高血糖あるいは肥満等の糖尿病の危険因子を有する患者 ・自殺念慮又は自殺企図の既往のある患者、自殺念慮のある患者[自殺念慮、自殺企図があらわれることがあります。
一般名というのは、薬の成分の名前を意味しています。
肝障害• 錐体外路症状(ソワソワやふるえなど)• 糖尿病の危険因子を有する• なお、ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。
20大うつ病性障害等の精神疾患(双極性障害におけるうつ症状を含む)を有する患者への抗うつ剤の投与により、24歳以下の患者で、自殺念慮、自殺企図のリスクが増加するとの報告があるため、本剤の投与にあたっては、リスクとベネフィットを考慮すること。 ] 抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)に使用する場合 本剤は、原則としてコルチコステロイド、5-HT 3受容体拮抗薬、NK 1受容体拮抗薬等と併用して使用する。
慎重投与• 本剤の投与により体重増加を来すことがあるので、肥満に注意し、肥満の徴候があらわれた場合は、食事療法、運動療法等の適切な処置を行うこと。
5mg「日医工」は通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。
5).血液:(頻度不明)白血球減少、白血球増多、貧血、リンパ球減少、好酸球増多、赤血球減少、好中球増多、血小板減少、ヘモグロビン減少、血小板増多、好中球減少、好酸球減少、赤血球増多、単球減少、単球増多、ヘマトクリット値減少。
病気や症状に応じた注意事項• ] ・てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者[痙攣閾値を低下させることがあります。
] その他 妊娠中・授乳中・子供の使用 妊娠中はできるだけ控えることとなっています。 睡眠を深くするため• 高齢者 65歳〜• ドパミン不足による副作用が少ない• 25mg「アメル」)追加に伴う用法・用量の変更はございません。
肝障害• 副作用として眠気はあるが、嘔気・嘔吐の出やすい患者にはよく効く印象がある。
食欲を増加させるため うつ病には正式に適応が認められていませんが、焦燥感が強い時や妄想を伴ううつ病の時に使われることが多いです。
高齢で一過性脳虚血発作 患者の属性に応じた注意喚起• 双極性障害における躁症状の改善: 通常、成人にはオランザピンとして10mgを1日1回経口投与により開始する。
・フルボキサミン: 本剤の血漿中濃度を増加させるので、本剤を減量するなど注意すること。 心不全• ] 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。 抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐) 用法・用量• 双極性障害におけるうつ症状を有する患者に本剤を投与する場合、以下の点に注意すること。
14注意 次の患者には慎重に投与すること 糖尿病の家族歴、高血糖あるいは肥満等の糖尿病の危険因子を有する患者(「2. カプセル 号数 pH 浸透圧比 内用外用 注射区分 内用 識別コード (包装) 包装• 2016年6月、ようやく発売元のイーライリリーの特許がきれ、ジェネリック医薬品のオランザピン錠が発売となりました。 傾眠、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には高所での作業あるいは自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。
抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐) 用法・用量• 糖尿病の患者、糖尿病の既往歴のある患者 副作用 (頻度不明) 高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡 高血糖があらわれ、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡から死亡に至るなどの致命的な経過をたどることがあるので、血糖値の測定や、口渇、多飲、多尿、頻尿等の観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、インスリン製剤の投与を行うなど、適切な処置を行うこと。
オランザピンの添付文章では、5~10mgから開始して、最大量20mgまでとされています。
] 肝障害のある患者又は肝毒性のある薬剤による治療を受けている患者[肝障害を悪化させることがある。