Posted by ブクログ 2020年07月01日 仕事を辞めてやると決心したが、ダラダラと辞めずにいる。 そんなユノが、2018年8月にキンポ空港から出国する際、一冊の本を携えて登場したんです。 それぞれ登場人物に共感しましたが、ソン・ガンホ演じる貧しい一家の父親ギテクが、息子に「お前、すべて計画があるんだな」というセリフが印象に残っています。
自分は見えてるけど、迷い続けている、そんなところです。 あやうく一生懸命生きるところだった 「あやうく一生懸命生きるところだった」 タイトルから思わず手に取りたくなってしまう。
そんなわけで、他人よりリードしているだの、遅れているだのという比較自体が無意味になった。
だから、一人の時間は必要だ。
まさしく最高傑作ですね。
それこそが、自分も努力以上の大きな成果を得られたり、努力せずに良い結果を収められるということだから。 こうしてフリーのイラストレーターとなったが、仕事のオファーはなく、さらには絵を描くこと自体それほど好きでもないという決定的な事実に気づく。 こんなふうに説くエッセイが、韓国で25万部を超えるベストセラーになっています。
特に 自由と切り離せないお金への考え方が、少しでも自由になりたいと悩む人に良いヒントになります。 でも、3年かけて出た答えは、 まったく合わないものじゃないかぎり、できることならやろう だった。
時には、 何もしない時間にこそ大きな意味がある。
結局、何がやりたいのか分からないまま、復学しました。
(208ページより) そして、せっかく遅れたのなら、ついでにゆっくり進んでみたらどうだろうと著者は提案しています。
この本を一言でいうと、頑張りすぎずゆるーく生きていくために著者がどう過ごしてどう感じたかを、超シュールで笑えるイラストを交えながら紹介している本ですね。
自分の身の丈に合った消費をしようという考えは、それほどバカげたことだろうか?」 「あやうく一生懸命生きるところだった」 未来ではなく、「今」にためにお金を稼ぐ とりあえず将来が不安だからお金が必要、貯めても貯めても足りないし、仕事を辞めるなんて無理だぁ! 自由に生きるためにはお金が必要なのも事実です。
特技は、何かと言い訳をつけて仕事を断ること、貯金の食い潰し、昼ビール堪能など。
出典:あやうく一生懸命生きるところだった 読み終えて、国は違えど 著者と同世代の私は共感の嵐でした。
諦めたって問題ない。
「今から真の愛を探すぞ」と探しに出ても真の愛は見つからないように、本当にやりたい仕事を探しても見つかるものでもない。
スポンサーリンク 人生も自分も、「ありのまま」を受け入れる事 この作者は、いい意味で 人生をあきらめていると思います。
「あやうく一生懸命生きるところだった」の表紙です。
お風呂に入るとき、防水のタブレットにしたためた日記をまとめた一冊。 「ないならないなりに暮らそう。 著者曰く 40歳とは「不惑」の歳だそうです。
19ここまで来たのだからもう少し登ることも出来る。
翻訳の質も高いので、読んでいるだけで(リラックスしながら)著者の話を聞いているような気分になれるはず。
自分の人生なのに、自分の気持ちなのに、どうして他人の評価によって大丈夫だったり大丈夫じゃなかったるるんだろう。
他の電子書籍を読んでもたびたび思うが、小段落がわかりにくいページの切り替えは随所にあり、違和感というかまだ読み慣れない感じはする。
わかるようでわからない問題。 でも、あと少し頑張れば、 もしかしたら報われるかもしれない。 チクショウ、もう限界だ。
4まるですべての結果が、自分自身の努力が足りないからだという考えに陥ってしまいがちです。 6万超! さらに 東方神起のユノの愛読書ということで、ファンの間でも話題になりました。
Share• 作中でも作者が語るように名門美大ホンデへ入るために仮面浪人をしたり、3年間の無職期間、会社員として働くも40半ばで辞職。
みんなによく見られようとしていた。
そこに魅力を感じつつも、自分がいざ選択する時は、 レビューを調べまくるよねという話。
若い世代にとって、個人の努力だけではどうにもならない時代なのに、上の世代から「努力が足りない」と責められます。 韓国社会と韓国人が、 読後は非常に身近な存在に感じる事が出来ました。 彼は、 競争の螺旋から降りたのでした。
特に常識とか普通にがんじがらめにされてしまっているような人には。 連れがいる時はなおさら。
本著の表紙も ハ・ワン氏本人によるものです。
けど、この著者は自分自身がゆるく生きる人生を選んで、「大丈夫。
そういった自分を、 肯定してくれるのがこの本なのです。
【目次】(「BOOK」データベースより) プロローグ 今日から、必死に生きないと決めた/第1章 こうなりたくて、頑張ってきたわけじゃない/第2章 一度くらいは思いのままに/第3章 生きていくって、たいしたことじゃない/第4章 あやうく一生懸命生きるところだった/エピローグ さよなら、一生懸命の人生 【著者情報】(「BOOK」データベースより) ハワン イラストレーター、作家。
毎日、走り続け疲れきったあなたへ。
予定をしっかりこなせて、失敗しなかったことに安堵する自分。
むしろ、個人的には韓国社会の方が大変なのかもしれないと思ったり。
「あやうく一生懸命生きるところだった(하마터면 열심히 살 뻔했다)」の内容 出典:, 40歳を迎えて、一生懸命生きないことに決めた! 美大を目指して3浪したり、韓国の競争社会で働いたりと、必死に生きてきた著者ハ・ワン氏。 「取り残される」といえば、僕の専門分野だ。 それで社会が発展してきたと 言われればそれまでなのですが、 競争の勝者もいれば、 もちろん敗者もいますよね。
2019年1月音楽や写真などを通して表現し伝えていく活動を発表。
「会社を辞める理由」を探す目的であったが、最後まで読んてみるとちょっと拍子抜けだった。
なぜなら、どのみち、のんびり型だから。
程度の差はあれ、熾烈な競争社会は日本にも共通する背景だと思います。