7㎝です。
でべらの旨味が大根や酢の物のアクセントになり、箸がとまらない逸品に。
そうすることで骨まで柔らかくなり、頭から尻尾まで1匹丸ごと食べることができますよ。
「いつも」使う道具だから、自分のしたい動作がやりやすく、そしてしっかり受け止めてくれるものを選びたいです。
瀬戸内の名物でべらって? でべらという名前の由来は諸説あり、その姿が手のひらを広げたような形だということで「手平」、あるいは「デメヒラメ」という呼び名がなまって「でべら」と呼ばれるようになったそうです。
「ゆでたじゃが芋や卵をつぶす」ところから調理べらの出番がはじまり、 「調味料やサラダの具材を混ぜる」「食卓でサーブする」…最初から最後までこの調理べらで事足りるんです。 ストーブの上やオーブントースターで数分加熱して食べるのがスタンダード。 今回、使い慣れたサイズのの発売と一緒に、より小さいサイズの調理べらを白ごはん. それから、 みそを容器から取り出し、みそこし器の中でぐるぐると溶き混ぜるのにも便利。
今から数十年前に富山県全域で伝統野菜を発掘するプロジェクトがあり、五箇山地域では地元農家が自家採取して大切に栽培されてきたユーモラスなラグビーボール型のかぼちゃが選定され、県の指導のもと五箇山地内で五箇山かぼちゃとして普及が始まりました。 調理べら(小)は、『炒める』だけにとどまらず、和え物やサラダを『混ぜてサーブしたり』『みそこしに使ったり』しやすい大きさので、 先端のへら部分に具材が少しでもくっつきにくいことを優先したほうが利用シーンも増えると考えたからです。
酒井さんの工房では、 かんなも何もかもが手作り… 調理べらは木工作家の酒井桂一さんが一点ずつ手作りされているのですが、工房に伺うとたくさんの驚きがありました。
そして、持ち手部分は程よく丸みをおびていて、握りやすく、手によくなじむ形状です。
現在は栽培のこだわりとして、 1 交配しないよう、地域で代々受け継いだ種を使用すること、 2 茅を使うこと、 3 五箇山地域内で栽培することを条件に引き続き「五箇山ぼべら」のブランド化を目指し活動をしています。
そういった違いも、道具の味わいや魅力のひとつとして楽しんでいただけたらと思います。 形態、意味、接続、上接語の傾向などの点で「べし」との類似性が認められる。 形状や質感、すべてが 使っていて気持ちいい! 岐阜に工房をかまえる木工作家、酒井桂一さんの作る調理べらをもう何年も愛用しています。
10また、卵サラダや、粗めのポテサラを作るときに、僕は大きめのスプーンを使って、切ったりつぶしたりすることがありますが、へら部分が適度な厚さなのでそういった場合にも使えます。
上の写真(真ん中)のように、小さい鉛筆削りくらいのサイズのかんなをたくさん自作されていて、へらのなめらかなカーブを作るのにそれぞれ適したかんなを使い分けているそうです。
その後、合掌造りづくり集落の保全に欠かせない茅場の再生や地域活性化の活動をしていた合掌の森再生協議会が地元農家に対して、さらなるブランド化を推進するため合掌造りの古茅を再利用した五箇山の伝統農法でこのかぼちゃを生産しないかと呼びかけ、名称も五箇山の方言にちなんだ「五箇山ぼべら」と呼ぶようになりました。
小ぶりなへらでの作業は箸よりも効率的で、へらの先端が凸型なのでみそもくっつきづらいです。
そのため、当時の男性が口頭語で用いたとする説もあるが、定かでない。
酒井さんに伺ったところ、以前の調理べらはすくう部分を鑿で削っていたが、制作するための道具(かんななど)を自作するなどして少しずつ増やしていくことで、かんなでよりなめらかに仕上げることができるようになった(左側)とのことでした。
富山県南西部に位置する南砺市五箇山地域の合掌造り集落は、平成7年に岐阜県の白川郷と共に世界遺産登録されました。
[語誌] 1 上代の資料には見えない。
また、の先の部分には若干のくぼみをつけているのに対して(汁気などをすくうため)、 この調理べら(小)の先端は逆に丸みがあり、ゆるやかな凸型になっています。 調理べらはいくつも持っているけれど、気づけば日々の料理にいつも選んでいたような気がします。
干した魚といえば多くは一夜干しなどで、しっとりとしていますが、でべらは完全に乾いています。 最後に、購入いただく際にご注意いただきたいのが、 木の色合い、木目の表情等にどうしても若干の違いが出る商品なので、サイトに掲載しているものと同じものをお届けできるわけではないことをご了承ください。
桜材の特徴は、密度が高く硬さがあり、なめらかで毛羽立ちにくいというもの。
つまり、そもそもが調理道具向きだと言えますが、それでもさらに丈夫な調理べらにしたかったので、 先端部分には適度に厚みがあります。
カラッカラ乾いているので、昔は常温で日持ちする、貴重なたんぱく源だったのでしょうね。
ヒレ酒よりも甘みがあり、癖になる味です。
キュウリと和えて酢の物にして夕飯の一品やお酒のつまみに最適です。
五箇山地域の気候は、山間部特有の朝夕の寒暖差があり、冬は特に寒く、降水・降雪量も多く、気温の年較差が生じます。
レモンや塩をかけて、おやつやお酒のあてに最適です。
バリエーション豊富なでべらの食べ方 大根おろしや酢の物に 軽く炙ったでべらを手で割いて、大根おろしにお醤油で食べます。
調理中、フライパンなどにへらをトントンと当てて、へらにくっついた食材を落とすことがあると思いますが、そのくらいのことでは欠けたり毛羽立ったりしにくいです(もちろんフライパンも傷まない!)。 叩いて砕いて骨まで食べよう、でべらの正しい食べ方 カラッカラに干されたでべら。
11。
強い火力で一気に炒める時はやはり長い持ち手の調理べらが欠かせませんが、 小さいフライパンでちょっとしたおかずを炒める、卵1~2個分のスクランブルエッグを作る、といった場合にはこの小ぶりの調理べらのほうが圧倒的に使いやすいです。
瀬戸内で育った私の旦那様には、子どもの頃から慣れ親しんだ思い出の味。
この様な環境下における生育が「五箇山ぼべら」の深みのある味と栄養価へと繋がっていると思われます。