530 views• 500 views• それ以来、人に頼ることができるようになりました。 590 views• 斉藤:そうですね。 斉藤:救いの手がないなかでのワンオペ育児では、どうしても母親だけに責任がのしかかってしまう。
19860 views• 根は真面目で神経質、普段は穏やかに話す、いわゆる「いい人」と言われる人たちです。
410 views• ちょっと話すようになったのは本当に5月になってからですね。
420 views• 薬の恐ろしさを強調してくれ、と。
もうね、これを全部引っぺがしていかないと母親は孤立しますよ。
犬山:なるほど。 600 views• よっぽどしんどかったんだと思います。 笑下村塾のたかまつななが話を聞きました。
結局治療を受けたわけではないから、何も変わっていないことも多い。 特に自暴自棄になった時に、自分より弱い存在を支配したり、押さえつけたりすることで自分自身を取り戻す。
620 views• リストカットの写真がSNSで回ってしまったので、私も心配して連絡はしていたんですけど、大丈夫しか言わなくて。
反対に更生プログラムを受けなかったDV加害者は、新しい家庭を築いたとしても、また同じことを繰り返すパターンが多いです。
母親というのは強くて聖なる存在、みたいな。
背景にあるのは、「男は男らしく、母親は母親らしくあるべき」といった刷り込みではないか? 斉藤章佳さんと犬山紙子さんはそう分析します。 今の響子さんの素直な思いとは。 娘の死から、5カ月。
9440 views• でも親が回復プログラムを受けることは義務ではないそうです。
児童虐待のニュースに対して、私たちは何ができるのか考えたいという思いから始まったこの対談連載。
560 views• それは、娘と同じように誹謗中傷で苦しむ人を1人でも減らすためのNPOの立ち上げです。
510 views• 日本社会に潜む女性と男性の生きづらさについて、意見を交わします。
440 views• 460 views• 630 views• 特に男性って感情を語るのが下手だから、そういう訓練の場があればいいと思います。 420 views• そのトリガーとなってしまうのは何か。
9【第1回】 (構成:波多野友子、写真:青木勇太、編集:安次富陽子). 犬山:相談できる場がない。 前回は: 「らしさ」からはずれてしまう恐怖が暴力に向かう 犬山紙子さん(以下、犬山):斉藤さんは、これまで15年以上DV加害者の更生プログラムにも携わっているとのことですが、実際のDV加害者にはどんな人が多いんですか? 斉藤章佳さん(以下、斉藤):一概には言えませんが、筋肉質で気性が激しくて荒々しい人というより、社会的には評価されている人が多いです。
530 views• 犬山:そうか……。
520 views• 860 views• 「男らしさ」という刷り込みから逸脱することを極度に恐れている人たちです。
660 views• 510 views• だからいろんなママに「それは一人で抱えきれる量じゃないよ、最近こんなサービスがあるよ」って話したりしますけど、伝え方が悪いのかなかなか伝わらず。
その後に悲劇が起こるケースもありますよね。 悲しい事ですが、この社会にはそういう人たちが確実にいます。 560 views• これ、男性だったらこんな風に悩む必要ないですからね。
450 views• だから、自分より立場が弱いと思っていた人間から存在価値を否定されたり、見捨てられたりという恐怖を感じると、その感情から自分を防衛するために、相手を殴る。
斉藤:すべてを抱え込んで孤立した母親が、子どもを虐待して死なせてしまうという悲しいニュースもありましたね。
620 views• 650 views• 虐待する親もそうですね。
虐待を受けた児童って、一時的に児童相談所へ預けられるじゃないですか。
その闘いの最中、響子さんは新たな挑闘も始めています。 やっぱり加害者更生プログラムをどうしていくかって、本当に大きな課題ですよね。 「母親は強いんだからこれくらいできるだろう」っていう世間の思い込みが、母親に重圧としてのしかかっているんです。
9斉藤:今の日本の制度では、加害者に自発的に治療に来てもらわないといけないので、相当低いです。 。
道徳とか倫理観で頭から否定されてしまうと経験的にわかっているからです。
820 views• 本当は、「苦しいけれど、私がこれをやらないと子どもが死んじゃうからやるしかない」なんですよ。
日本の母親は、もっともっと解放されないといけないと心から思います。
「母親らしさ」のラベルをはがして、解放の場をつくっていく 犬山:「男らしさ」の対局になりますけど、「理想の母親」というラベリングも、この国ではすごく強固だと私は感じています。
9斉藤:最近、薬物乱用防止教室の仕事で都内の小中学校へ行くことがあるんですが、期待される話っていまだに「ダメ、絶対」なんです。
860 views• 500 views• でも本当は、社会内に「依存先をつくること」「助けを求められること」が自立の一つの証だと思うんです。
420 views• 例えば、婚姻関係を継続する条件として妻の要請で夫に受けさせるとか、今は別居しているけれど、将来的に同居するという約束で受けさせるといったケースはありますが、続かないケースも多いです。
DVを行う人が、更生プログラムを受ける確率ってどのくらいなんでしょうか。