監禁致死傷罪は3年上の有期懲役です。 そして、その後に行われた被告人の強制停止行為が死傷の結果につながっているのですが、裁判所は、この強制停止じたいは法にいう「危険運転」ではないと断言しながらも、その危険性は肯定し、強制停止させた後の危険な状況が解消されないまま死傷の結果が生じたとしています。
9「東名あおり事故」とは… 「東名あおり事故」とは、2017年6月5日、東名高速道路上で起きた悲惨な事故です。
読売新聞、2018年7月4日、2018年7月4日閲覧• 高速自動車道路および自動車専用道路に限る。
2019年11月5日閲覧。
2018年12月19日閲覧。
2019年11月5日閲覧。
追突事故は停車によって生じた新たな危険が現実化して起きた」と主張していた。
なお追突したトラック運転手の男性は2017年10月12日付で神奈川県警から横浜地検に自動車運転過失致死傷容疑で書類送検されたが 、横浜地検は2017年12月28日付で同トラック運転手を不起訴処分とした。
大型トラックが追突し三男と妻=同(39)=が死亡した。
そして、被告人に危険運転致死罪の成立を認めたのは、被告人と弁護人に対する不意打ちである…と。
「けんか売ってんのか。 俺と面会したいなら30万からやないと受つけとらんけん それが無理なら諦めたがいいよ 人の事ネタにするのにタダで面会してもらうとか考え甘いばい (原文ママ) また加害者はその4か月前(2018年6月)に『神奈川新聞』(神奈川新聞社)の取材依頼に対しても「記者のことは信用していないからタダで事件のことは教えない」と返信したほか、接見取材に訪れたテレビ局の記者を「ぶっ殺すぞ」と恫喝したことも報道されている。
の2018-12-23時点におけるアーカイブ。
その上で2017年10月31日、被告人の男を危険運転致死傷罪などでへした。
ただ、1審から量刑が重くなることは考えにくい」と語った。
あおり運転はの一つに分類され、危険運転を原因として相手を死傷させた場合は軽傷であっても が適用され最長20年の懲役(加重で最長30年)に処され、運転免許は基礎点数45 - 62点により免許取消・欠格期間5 - 10年のを受けることになる。
16裁判官:(裁判長)・伊東智和・澁江美香• 幅寄せ、蛇行運転• 英語では他車のすぐ後ろに付いてあおる行為をテールゲーティング()と言う。
それによると、2017年4月頃から8月までの 約4ヶ月の間に、石橋和歩はなんと10回以上ものあおり運転による交通トラブルを起こしていたことが判明しています。
この事件は福岡地検から横浜地検へ移送されたが、横浜地検は同事件について2018年1月31日付で不起訴処分とした。
の2019-06-09時点におけるアーカイブ。
この日数を少しでも長くするため、控訴期限ギリギリに控訴を申し立てるというのも基本的な弁護テクニックの一つだ。 そこで私は、監禁致死傷罪の適用が妥当ではないかと思っているのですが、これについては、下記の別稿で説明していますので、その理由についてはそちらを参照していただければと思います。 Fines and penalties will increase at higher speeds and will also take into account how long the driver tailgates. 「」『カナロコ(神奈川新聞)』神奈川新聞社、2017年11月1日。
13むしろ求刑23年に対し18年になったことに納得できないです。 この点は、道路交通法が「運転」という言葉と「停車」という言葉を区別して使っているので(道交法2条1項17号および19号)、妥当な解釈ではないかと思います。
この トラックの運転者もある意味被害者のように感じます。
被害者、トラックの運転手への謝罪があってもいいように思います。
横浜地裁判決(2018年12月14日)『ローライブラリー』(LEX/DBインターネット) 文献番号:25570337• 本件事故は、被害車両を停止させてから2分後、暴行を加えるなどした後に、被告人が自車に戻る際に発生したものであり、大きな事故が起こる可能性は何ら解消していない状況下のものであった。
被告人が被害車両を停止させた場所は、高速道路の第三通行帯であり、いったん事故が発生した場合には被害者らの生命身体に対する危険性は極めて高かったといえる。 また2件目の事件に関しては山口地検が横浜地検に事件を移送し 、両事件ともへ追起訴された。
13被害車両は、被告人車両の短時間での4回にわたる妨害運転に対し、 車線変更するなどして逃れようとするも逃れることが出来なかったこと、被告人車両の3度目の妨害運転の際の被告人車両の進入・接近状況、減速状況や当時の交通量からすると、被告人車両の4度の妨害運転により、被害車両は停止せざるを得なかったというべきである。 車間距離を十分に保つ• これで争点が拡散してしまい、弁護側は前者のみならず後者に関する主張や反論をも行わなければならなくなった。
車間距離不保持の場合は走行速度と車間距離により最大400ユーロの罰金および3か月の免許停止となる。
というところでしょうか? ちなみに強要罪とは以下の通りです。
安全な車間距離をとっていないトラック運転手の過失まで被告に負わせるのは不当だとし、同罪の成立を否定していた。
2019年6月12日閲覧。 2019年• 石橋被告には罪を償うために23年の判決となることを希望します。
横浜地検は逮捕・送検後の捜査で神奈川県警と連携して加害者の運転内容を精査した結果、加害者が被害者の車に対し執拗な割り込みを繰り返したり、被害者の車を停車させる前に極端な幅寄せ行為などしている点などを考慮し 、神奈川県警が適用を断念した危険運転致死傷罪を適用することを決めた。
ひどすぎる。
の2018-12-23時点におけるアーカイブ。
2019年8月10日 - のの付近で男女が前方を走っていた自動車に対しロード・レージを繰り返した上無理矢理停車させ、男があおり運転の被害に遭った運転手に怪我を負わせた後も執拗に殴り、同乗の女は男は被害者を殴る様子を笑いながら携帯電話で撮影する事件が発生した。 男は容疑で逮捕されたが、容疑を否認している。 この事故の被害に遭った静岡市在住の 萩山嘉久さん一家は、この日、家族旅行を楽しんで帰宅する途中だったそうです。
22018年12月5日閲覧。 法を改正して、たとえば「危険な場所への強制停止行為」を、危険運転の新たな類型として処罰の対象とすべきではないでしょうか。
あおり運転の加害者にならないためには、怒りの感情を制することが重要。
なお、 本判決の影響は予想以上に大きいものがあると思います。
ちょうど9日前には、僕が主任検事として捜査の取りまとめを行った厚労省虚偽証明書事件で、担当課の元課長に無罪判決が下っていた。
というのも、被告人側の控訴で一審判決が破棄され、差戻しとなった場合、控訴の申立てから差戻し審での確定判決前日までの未決勾留日数がすべて刑期から差し引かれる決まりとなっているからだ。
14「東名あおり事故」の加害者・石橋和歩の余罪が話題に 石橋和歩はあおり運転常習犯だった!当たり屋をやっていたとの情報も… 「東名あおり事故」の時、石橋和歩の車に同乗していた女性の証言により、石橋和歩には余罪があることが明らかになりました。 - 、2018年12月7日• 2018年12月23日閲覧。
すなわち、裁判は対立する当事者がお互いに主張と立証を尽くし、第三者的立場の裁判所が公平に判断を下すべきものだ。
というのも神奈川県警は追突した大型トラックを『自動車運転過失致死』で書類送検してます。
逆に上告を断念すれば、新たに裁判員を選任し直すことを含め、改めて一審から裁判をやり直すことになる。