切っ先は鋭く、刀身は分厚く無骨な片刃。
「よう、来たか。
例えば冒険者として活動していた場合、依頼を放り出すような真似はしなくて済むというわけだ。
読んでいて、主人公と武器屋、宿屋、ギルドでの会話とかは楽しいし、マールも奴隷として購入したフラムもかわいいし、戦闘シーンは必ず勝つだろうという安心感がありつつもレベル感がいい感じでハラハラドキドキ、世界観の説明も自然な感じに会話に差し挟むなど違和感もなく、とくかく小説としては面白い。
お相手は伝説級の魔物フェンリルで、名前はラッキー! か、かわいい名前……。
まだポイントを残してあるので、何か有用そうな魔法スキルを取得しようと思っている。
だけどレクスはゲーム序盤で姿を消すキャラのせいか、レベルこそ高いものの、ステ振りは最悪で最弱。
「ところで、君はまだ暫くこの街にいるのかね?」 「そうですね…今日明日というわけではありませんが、そう遠くないうちに移動すると思います。
昨晩は晩御飯を食べそびれたため、起き抜けの昼食はゆっくりとしっかりと取った。
辺りを沈黙が包む。
そこに詰めていたのは先日の魔法兵ちゃんをはじめとした魔法兵団の面々だ。
「いやー、なんか凄いですねこれ」 そう言って周りを見回すが、この場に居る全員が口をあんぐりと開けて固まっていた。
「なんだと思う?」 「…騎士団への勧誘、だといいですね」 朝の幸せそうな表情とは打って変わって、マールの表情は深刻だ。
570 views• 今虚空から取り出したな? トレジャーボックスを使えるんだろうか。 情報は武器だ。 後日、正式に勇者認定を受けてもらうため王都に赴いてもらうことになるだろう」 そう言ってトワニング団長は席を立ち、ワルツ隊長と一緒に退出していった。
10例の魔法兵ちゃんはリネットという名前らしい。 570 views• そして小さな宝石のようなものを石版に嵌めこみ、最後に何度か石版をなぞると文字の書いてある部分が光り始めた。
でも、彼が目覚めた1000年後の世界に魔術を知る人間は存在せず、代わりに「聖霊剣」という剣を持つ聖騎士たちが異能を操っていたんだ。
若返ったのか? 確かにメタボ腹にはさようならしてたけど。
不躾ながら貴殿の実力をこの目で見たいと思ったのが一つ。
勇者は滞在国からの出頭要請があった場合、その出頭要請に従う義務がある」 トワニング団長が答えてくれた。 人物の魔力量や能力値を数値化し、身につけているスキルを表示するものでね。 くっ、言い訳が思いつかない。
14「? 自分の得意属性を知らないのかい?」 「ああ、知らない。
ただ、1巻終了時点で次巻を今すぐ読みたいと思わせるフラグも流れもないし、完結しているようなのですがさすがに全10巻とかきついので、ゆっくりですけどね。
「こ、こわれちまったな、スマン」 「アアウン、イインダヨ」 マルクスさんが俺の掌の上から割れたガラス玉を受け取った。
9k views• 「あー…降参します。
前巻よりは面白かったかな。 その他習得していた各種魔法もレベル3にしてある。 俺は模擬戦の相手と握手し、お互いに一礼してから模擬剣を鞘に収めた。
7つまりマールは連れていけない。
案内された後少し待たされたので剣術と長柄武器のレベルを4に、格闘をレベル3に上げてあった。
670 views• マルクスが俺の肩をガシっと掴んで離さない。
この前のトロール退治の関連だろうか。
まだ行き先も決めてはいないのですが」 「ふむ、出発前に騎士団に行き先を伝えていってくれたまえ。 トワニング団長も是非ご同席ください」 なんか迫力のある笑顔で有無を言わせずテーブルへと引っ張っていかれる。
14一つは滞在場所の報告義務だ。 590 views• 一つ目の義務はともかく、二つ目の義務は面倒だな。
微妙にイラっとするんだが。
で、呼ばれた俺は何をしているのかというと。
でも、次巻はいいかな。