3、手術部位感染(SSI)の原因 SSIの原因は、皮膚の常在菌など患者自身の内因性の細菌叢であることが多いですが、医療従事者や手術室の環境など外部からの細菌が原因となってSSIが発生することもあります。 3 皮膚粘膜の状態(全身、口腔粘膜、陰部、肛門) 4 血液データ(WBC、血液像、CRP) 5 微生物、細菌検査データ。 尿中の細菌(+) 尿路感染症では、 微熱や尿の混濁によって気づくことも多いので、バイタルサインと尿の観察がポイントになります。
感染リスク状態の 観察計画(OーP 1 体温、脈拍、呼吸、血圧の変化。
OPは観察項目、TPは実施項目(看護者)、EPは教育項目となっています。
都道府県協会から感染管理認定看護師等や看護管理者を、中小規模病院および高齢者福祉施設等へ派遣する際に活用する。
主語は患者さんで、期限を必ず決めます! <OP>• 血液透析ではなく、腹膜透析を選択するメリットは次のようなものがあります。
5、感染の看護計画 感染の看護計画は、感染のリスクがあるときの計画と、感染が既に起こっている場合の看護計画があります。 4 モニタを装着しECG波形のチェックをする:電解質の補正に伴い高カリウム血症から低カリウム血症となってくるためである 5 静脈内少量時持続注入療法には必ず速効性インスリンを使用する:作り方は看護手順を参照する 6 嘔吐時の誤嚥を避ける為、側臥位をとり顔を横に向ける 7 保温に注意する 8 意識回復後は経口的にカリウムを多く含んだ果汁を摂取させる 9 治療が遅れる程予後不良となるため、早期に開始できるように速やかに処置する EーP(教育) 1 意識回復後は糖尿病のパンフレットを使用し再指導を行う #3入院時意識レベルの低下があり、低血糖昏睡が疑われる 目標:意識が回復し低血糖症状が無くなり血糖が100前後に速やかに戻る OーP(観察) 1 誘因を知る:経口糖尿病薬の内服量、インスリン量、視力障害 2 頭痛、欠神、失神、不安、言語障害、思考障害、興奮、意識レベル(嗜眠、傾眠、昏睡) 3 低体温、VS 4 血糖値 5 皮膚蒼白、発汗、振戦 6 吐気、嘔吐 7 尿量、水分バランス TーP(実施) 1 血糖チェックを行う:指示された時間ごと 2 低血糖を認めたら指示された角砂糖、砂糖水を摂取させる 3 輸液ルートの確保とブドウ糖液が持続注入されるため、その輸液管理をする 4 モニタを装着しECG波形をチェックする:電解質の補正に伴い高カリウム血症から低カリウム血症となる 5 嘔吐時の誤嚥を避ける為側臥位をとり顔を横に向ける 6 保温に気を付ける 7 呼吸状態が重篤な場合は挿管し呼吸管理をする 8 治療が遅れる程予後不良となるため、早期に開始できるよう速やかに処置する 参考資料: 糖尿病患者の看護計画2 病棟で使用している看護計画を紹介します 看護計画に個別性を持たせるために、患者さんに合っていない部分は削除し、 たりない部分を補足して使用します。 参考文献 jdepo. 1 接触感染 直接接触感染と間接接触感染がある。
13動画 【ベッドサイドで行うケア・処置(吸引編)・約4分間】 【新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染症対策とトリアージ(クリニック編)・約10分間】 職場・職場以外での主な注意事項 新型コロナウイルス感染症の感染予防策の周知用チラシを作成しましたので、ご活用ください。
その他、個室隔離や外来患者対応など、厚生労働省や専門学会等が推奨する方法を基準として各施設の取り決めに従う。
スピードは医師の指示で調節する。
今後も感染予防法は継続していく。
眼をこすらない ・活動:指示された安静度を守る。 代表的な手術手技別のSSI発生率は以下のようになっています。 局所性の腫脹• 局所に持続的な圧迫があったり、高温のお湯や物が触れていても、気づくことができない。
4そのため、腹膜透析を導入すること対して、不安を抱いている患者が多いのです。
#1易感染状態で感染症を発症しやすい 看護診断 感染リスク状態 危険因子:薬物、不適切な第一次防御機構、不適切な第二次次防御機構 看護目標 長期:重篤な感染を起こさず、化学療法を安全に乗り越えていくことができる 短期:1)感染を起こさない 2)感染予防行動を理解し実施することができる OーP ・血液検査データ ・感染しやすい部位症状 口腔(舌、歯肉、粘膜):発赤、腫脹、疼痛 呼吸器(上気道、肺、気管支):鼻汁、くしゃみ、発赤、咳、痰、呼吸困難 消化器(胃、腸粘膜):悪心、下痢、腹痛 皮膚:発赤、腫脹、疼痛、肛門周囲膿瘍 尿路:頻尿、残尿、排尿時痛、尿混濁 性器:かゆみ、帯下の増加 ・発熱の有無 ・栄養状態 TーP ・環境整備 ・白血球が1000以下が続く時は個室管理っか高性能微粒子フイルタ装具の病室が望ましい ・面会を制限する ・皮膚粘膜の清潔を保ち損傷を防ぐ ・口腔ケア ・排便後は温水洗浄便座を使用し陰部の清潔を保つ ・中心静脈ラインなどの身体への挿入物の管理 ・栄養状態と水分摂取量を維持する ・生ものの摂取を禁止する ・ストレスの緩和を図る。
それでもCAPDは1日4回程度の腹膜透析を行う必要があり、会社や学校でもバッグの交換を行わなくてはいけません。
つまり、すべての患者に対して感染の有無に関わらず、その体液(唾液、血液、脳脊髄液など)、分泌物、排泄物、皮膚、粘膜などのすべてを感染源として感染の予防策を行うという考え方です。
刺入部の発赤• 3、腹膜透析の看護問題 腹膜透析の看護問題は、主に「腹膜透析を導入することへの不安」と「腹膜炎などの感染症を起こす可能性がある」、「腹膜透析を正しく行うことができない」の3つがあります。
7(ステロイド治療終了まで)• 気道の清浄化を図り、適正な酸素化を維持する。
灼熱感• 膀胱留置カテーテルによる尿路感染症 尿路感染症は、尿道や膀胱内に起こった感染症のことであり、 術後3日以降に見られることが多いです。
その場合は、投与時間を守り、確実に投与するようにしてください。
オペ前日にはシャワー浴、又は入浴してもらうようにします。
・ 生野菜でボリュームをもたせたらよいと聞いたが。 術後感染が起こってしまったら? 術後感染は早期発見し、 適切な対処を行うことが必要になります。 感染徴候(発赤、腫脹、疼痛、悪寒、頭痛、悪心)があった際には看護師にすぐ報告するように説明する。
3ドレーンの排液の性状、量、色、臭い• この場合患者を完全に隔離し、特殊な空調管理ができる部屋に収容する必要があり、患者を室外に出すときも特別な配慮が必要になります。
非嚢性腹膜硬化症が起こると、イレウスが起こり、さらに腸が癒着して腸閉塞が起こることがあります。
4、腹膜透析の看護計画 腹膜透析の患者の看護計画を先ほど挙げた看護問題に沿って立案していきましょう。
免疫機能が未熟である事によって宿主の防御機構が弱体化し感染しやすい状態を指す <看護計画> 目標 感染の危険因子について理解し感染が予防出来る 看護師や介護者が支援を行い感染が予防出来る O-P 1. 3、感染経路について 感染経路には、接触感染、飛沫感染、空気感染があります。
倦怠感などによりADLが低下している場合は清潔が保持できるように介助する 13. 低血糖症状が起こりやすい時を理解し、早めに対処できる OーP 観察) 1 インスリン注射に対する反応 表情、言動、態度) 2 インスリン注射に対する受け入れと理解度 3 インスリン注射の手技(薬剤の名前、単位、自己注射の一連の動作) 4 食事、運動、仕事などの日常生活パターンの状況 TーP 実施) 1 患者がインスリン注射への思いや不安を表出できるような雰囲気作りを行う 2 自己注射の手技が確実に行えるようになるまで、心身両面での援助を行う 3 日常生活とインスリン自己注射との両立について話し合う 4 家族職場などの周囲の人々に対して低血糖発作への理解と協力を求める EーP 教育) 1 インスリン療法と自己注射の必要性について説明する 2 インスリン自己注射の指導 a 薬剤の名称、使用単位、注射部位と注射手技についてチェックリストなどを用いて指導する 3 低血糖の説明と対処法について指導する a 症状及び出現時の血糖自己測定、糖質の補給など具体的な方法を説明し、糖尿病手帳の携帯を勧める 4 家族へもインスリン自己注射及び低血糖について説明する 5 シック・デイ時の対応を説明する #3血糖コントロール不良に伴い、急性合併症出現の恐れがある 目標:自己管理の必要性を再確認し、今までの生活の問題点を振り返ることが出来る OーP 観察) 1 自覚症状 2 検査データ 3 治療の内容とその効果・副作用 4 日常生活の状況 5 血糖コントロール不良に対する患者・家族の反応 TーP 実施) 1 緊急に指示された検査を正確に実施する 2 症状改善の為の治療・処置への援助を行う a 高血糖時:インスリン、血管確保及び補液の確実な実施 b 低血糖時:糖質補給を実施 3 日常生活援助を行う EーP 教育) 1 食事運動薬物療法の見直しを行う 2 必要であれば糖尿病教育を再度実施する 3 家族及び周囲の支援態勢の確認と指導への参加を勧める #4糖尿病性神経障害や循環障害に関連した足病変の進行により、壊疽に至る恐れがある 目標:足病変予防の為、フットケアの必要性を理解し実践することができる OーP 観察) 1 足部の状態 a 外傷、熱傷、水疱、足指の変色、爪白癬など 2 足部の異常感 a 下肢の異常感覚、冷感、痛み、足先のしびれ感などの有無 3 手足の感覚喪失 a 振動覚、温度覚、痛覚 4 血糖コントロールの状態 TーP 実施) 1 入院時や外来受診時に足の観察とフットケアを行い、異常があれば速やかに処置する 2 胼胝(たこ)やウオノメの処置を行う EーP 教育) 1 足病変予防の為には、血糖コントロールが重要であることを伝える 2 毎日足を観察して次のフットケアをこまめに行うよう説明する a 足全体を毎日よく観察する(自分でできない時は家族の協力を得る) b 足は指の間までよく洗って乾燥させる c 足に合った靴を選ぶ。
・ 独居で自炊なので食事の自己管理ができるようになりたい。
患者さんやご家族等への対応について• 好きなキャラクターや興味のある物を使い感染予防行動がとれる様に工夫する 3. 特に、腹膜透析は医療職者ではなく患者やその家族が行いますので、感染するリスクがさらに高くなります。
膀胱留置カテーテルは異物であり、 蓄尿バッグを介して外と繋がった状態になります。
尿の混濁• カテーテルの出口部の感染は、出口部の汚染やテープ・消毒液のかぶれ、切り傷やかき傷が原因になります。
腹膜炎が進行すると全身に感染が広がり、敗血症ショックを起こすリスクがありますし、たとえ腹膜炎が治癒したとしても、炎症が起こったことで腹膜がダメージを受けて、腹膜の機能が低下したり、腹膜透析を実施できる期間が短くなってしまうこともあります。
慢性疾患(がんや 糖尿病など)、抗がん薬治療、放射線治療、ステロイド療法な どにより免疫が抑制される事によって宿主の防御機構が弱体化し感染しやすい状態 2. 尿路感染症のメカニズム 全身麻酔で手術時間が長くなると予測される場合、 膀胱留置カテーテルを挿入します。
食事や経管栄養注入中は半座位や座位として誤嚥を予防する 5. 食欲不振は低栄養状態、免疫力の低下につながる。
・ 低血糖、高血糖時の対処法。
切開部からの排膿• 情報の正確性を確認し、科学的根拠に基づいた予防策を実践する• 凝固因子が異常値の場合、ささいな外的刺激でも皮下出血を起こす。 <EP>• 血管の痛み 血栓性静脈炎は 点滴の刺入部位に見られることが多いので、 術後は点滴刺入部位の観察も行います。 5、手術部位感染(SSI)の看護計画 SSIの看護計画は、術前の感染予防と術後の感染予防の2つがあります。
CRP値の上昇 術後はドレーンを留置することが多く、 ドレーンからの情報が早期発見のポイントになります。 体調に異常があればすぐに医療者に伝える事を説明する(在宅生活では病院へ受信するように説明する) 一覧へ戻る カテゴリー. 悪寒、発熱などの感染徴候もなく、感染を起こしていないと考えられる。
看護目標 SSIを発生させない OP(観察項目) ・バイタルサイン ・血液データ(WBC、CRP) ・胸部レントゲン・創部の状態(腫脹、発赤、疼痛)・ドレーンからの排液量、性状 TP(ケア項目) ・医師の指示に基づく抗菌薬の投与 ・血糖値の測定と管理 ・創部処置は清潔操作を徹底する ・ドレーンは排液が停滞しないように屈曲や固定位置などに気を付ける ・ドレーンパックが床につかないように固定する ・手指衛生を徹底する EP(教育項目) ・創部に痛みや異常を感じたら報告するように指導する ・創部の清潔保持の重要性を説明する ・ドレーンにはできるだけ触れないように指導する オペ後は創部の清潔保持とドレーン管理が、予防のキーポイントになります。
【主な感染源】 菌、ウイルス、ウイルス 【予防策】• 体位ドレナージ、吸引を追加する。
手術部位感染のメカニズム 手術部位感染は、 手術部位に起こる感染のことであり、様々な要因が考えられます。
体内に侵入した病原微生物の増殖によって発熱、下痢、嘔吐などの防御的反応など身体的な症状が起こった状態を感染症といいます。 ただ、患者の理解や治療への意欲、家族の協力が必要不可欠な治療法になりますので、看護師は患者の観察をしながら、退院後に適切な腹膜透析を続けられるように援助していきましょう。 栄養状態が悪化しないように食事摂取の援助をする。
14病室内(退院後は自宅)の室温、湿度の管理(夏:25〜27度、冬:20〜22度、湿度:50%に保つ)について説明する。 感染を起こしている場合は、 排液が混濁し、濁ったような変化が見られます。
疼痛や体力低下があると、喀痰の喀出がしにくい。
[C-P]ケア計画 看護計画• 体位ドレナージを行う。
[O-P]観察計画 看護計画• また、 途中で追加したり、解決したら終了の日付を書いていました。