「フハハハハ!性懲りもなくも来たな、勇者よ。 最新話から• 勇者パーティーにも回復魔法を施し、部下に近くの村に捨てて来るように命じた。 124• セシリアだって強いのだしすぐにはやられないでしょう。
8俺は闘いの最中、勇者パーティーと闘いつつ、僧侶の彼女をチラ見ていた。 「真面目に勝負しろ、ヨウキ!」 勇者は俺がよそ見して適当に闘っていると思ったようだ。
挙げ句のはてには魔王様や幹部達が勇者パーティーが弱いだの何だのと言う始末。
それに元日本人として、捕虜とか奴隷はちょっとなぁ」 俺の地位は中ボス程度なので、魔王様や幹部の方々に何か言われたら逆らえん。
闘い中観察してみると、仲間に結構気配りもしているみたいだし。
「あっ、ああ……そんな名前だったっけ。 クールで寡黙な感じを出していてかっこよさが勇者並に出ていた。
その間に何人の人間が魔族に襲われて死のうが私は知らんがな」 これは本当に知らない。
だが俺は勇者とかではなく、魔族に転生したのだ。
111• 彼女も俺をじっと見てくれているので照れてしまうが顔には出さない。
だって、俺、村を襲うとかの任務を一回も受けたことないし。
セシリアを……置いてく」 どうやら取引に応じることにしたらしい。 咄嗟に魔法で障壁のようなものを張ったのだろうか? 俺は部下に運ばれていく彼女を名残惜しむように見ていた。 私の力では貴方に傷の一つも付けられないでしょうが最期まであがいてみせます!」 彼女は武器である杖を掲げて光の 中級魔法 《 ホーリーレーザー 》を放つ。
9俺のせいで世界は平和にならないんだなーと思う今日この頃。 中に進んだのを確認した俺は扉を閉めた。
……次で勝負してみるか」 俺はある決意をした。
「あー、ごめんごめん。
603• 弱い立場の人間には行きづらい世界のようッスね。
557• タンマ、タンマ!」 俺は別に彼女と闘いがしたいわけじゃない。 とっとと倒されているのはそっちだろ。 勇者パーティーが弱いのではない、俺が規格外過ぎるのだ。
18ライバルを蹴落としたくて仕方ないらしい。 「ミカナ!?何を言って……」 「あの魔族、冴えない顔してるけど、化け物じみた実力をもっているわ。
たぶん、俺がいなくなれば、勇者パーティーは魔王様や幹部達を倒せるだろう。
まあ、当たり前だがチートを持っている俺に勝てるわけがなく、徐々に劣勢になっていく勇者パーティー。
ちなみに消滅とはいっても、周りから見えなくなるだけだ。
Aランクのポーションを簡単に生産できるヤマトには、全く及ばないッスね! さあヤマト、前世のブラック企業で培われた理不尽に抗いたい精神は、今ここで発揮するべきッス! そもそもヤマトの生産するポーションは、誰も作れない「最高品質」。 もう、結構勇者パーティーはボロボロだ。
2「ここまだ魔王城の中盤くらいなんだけどなー」 ここは魔王城の中盤に位置する部屋であり、まだまだこの先に幹部たちや魔王様などがいる部屋があるのだ。 「皆さん、最善を尽くして頑張りましょう」 ……身嗜みを確認しないと。
その前に私たちが魔王たちを倒してここに戻ってくれば何も心配ないわ」 仲間を信頼しましょうと言ってビッチ魔法使いは勇者に取引を応じさせようとする。
勇者が魔王を倒さないと世界は平和にならない。
状況的に見てそろそろいいだろうと思い、勇者にある取引をもちかける。
なんかむしゃくしゃしたので、バトル開始早々《闇魔法、バニッシュウェイブ》で消滅してもらった。
「あー、捕虜とかにしちゃおうかな? 266• 一ヶ月間ずっと名乗らないと名前呼ばなかったのに。
「だから、取引をしようじゃないか。
彼女にみっともない姿は見せられん。
それがロシアン女子高生ヒロイン、アーリャちゃんなんだ! 朝、隣の席の久世君があくびをしたら、ロシア語でぼそり。 「しっかし彼女かわいいんだよなー。
「…っ、だからどうした!僕は苦しんでいる人達のため、僕を信じてくれている仲間のために勝たなきゃいけないんだ」 わかっているけど、引き下がれない。 「倒しちゃったなー……」 対して特徴のない、まあまあな広さの部屋の中で俺は呟いた。
立場が逆なら騒ぐのだろうに。
そういったところだろう。
3 カテゴリー• 魔王様の幹部の一人、ザエキル様が率いる暗黒騎士部隊五番隊副隊長であるヨウキがまた貴様らを地獄に送ってやろう」 ……最近恥ずかしくて死にそうになってきた。
確認してからここ一ヶ月ずっと言ってる台詞を言い放つ 「フハハハハ!性懲りもなく来たな、勇者よ。 こんな時でもクールキャラはぶれないようだ。 勇者は何度も僧侶の方を見て、絶対に戻ってくるからと言い残していった。
2三日後 「勝負だ!……え〜っと」 どうやら中ボスなんかの名前は覚えていないらしい。 俺は今自分の部屋で寝そべり、考えていた。
……でも勝手にそんなことしたら怒られるかもしれんしなあ。
362• それから一ヶ月、勇者パーティーが来ては俺が撃退するの繰り返し。
それはもうのりのりで。
このまま戦いを続ければ、いつも通り全滅するだろうに。 アーカイブ• 貴様は気づいているのではないか? 「とりあえず回復させて近くの村にでも捨ててこよう」 元人間だし、世界が平和にならないのは良くないだろう。 勇者くん、やっと名前覚えてくれたのね。
4「その少女を置いていけ。 156• 「……って、しまった」 俺は僧侶の少女の元に向かう。
そんなことしなくても貴方は私を殺せるでしょう」 「いや、違うんですよ。
そうすれば他の三人は通してやろう」 俺は僧侶の彼女を指差しして言う。
善は急げだと勇者パーティーの治療にかかる。