医師から指示された検査は、必ず受けてください。
下手なことをして患者さんが死んでしまうかもしれない。
過敏症• 散剤に関しては、アスパラカリウム散はチューブに滞留するが、フラッシュすれば投与できる。
せいぜい血管がひりひりする程度で,ひどくても血管外に漏れて組織が一部壊死する程度だ(それでも大問題だが,死ぬよりマシである)。
よって,カルシウム製剤の投与はあくまで時間稼ぎに過ぎず,同時にカリウム濃度を下げる治療を始めなければならない。
しかし血清カリウム濃度が 2. Lエリキシルでは、ジスルフィラム、シアナミド、カルモフール、プロカルパジン塩酸塩を使用中の人には、この薬を使えません。
3] 高齢者への投与 一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。
使用上の注意 (添付文書全文) (禁忌) 1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
8 mEqだから、これを元に計算すると・・・ 塩化カリウム徐放錠600mg「St」1錠はアスパラカリウム錠 約4. 塩化カリウム徐放錠600mg「St」からアスパラカリウムへ変更 塩化カリウム徐放錠600mg「St」を1日4錠服用している患者さんがいます。
スローケーの添付文書には、丁寧に、1錠中塩化カリウム(日局)600mg カリウムとして8mEq と書かれている。
4.高カリウム血症が現れやすい疾患(低レニン性低アルドステロン症等)を有する患者。 心疾患• このリボフラビンリン酸エステルナトリウムはあくまでも黄色の着色剤であるため、保存中は遮光が必要ですが、有効成分である塩化カリウムは光に安定なため、 投与中は遮光の必要がありません。
12本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者• 心臓病、 低カリウム血症、 手足の 麻痺 まひ、降圧利尿剤・ 副腎皮質 ふくじんひしつホルモン剤・ジギタリス系強心剤などを長期間使用している人の カリウム欠乏症の治療や、 カリウム代謝異常時のカリウム補給に使用されます。
食道狭窄• Lアスパラギン酸カリウムは塩化カリウムに比べ2倍以上組織移行、保持能力が良いとされているので アスパラカリウムの常用量は塩化カリウム製剤の常用量に比べ少ないのです。
急速に点滴で滴下してしまうと、それもまた静脈注射をしたのと同じように急速投与になってしまうので、 輸液ポンプで時間を設定して投与する現場もあります。
骨格筋においては血中(細胞外)カリウム濃度の低下はこの比率を増加させ,それゆえに 膜を過分極させる(これは静止膜電位をより陰性にする)。
カリウムイオンは骨格筋の収縮に関与している。 3.原液(1モル)で静脈注射を行う。
Adult Multiprofessional Critical Care Review. 191• 記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 Marino/稲田栄一 監訳「The ICU Book 第4版」メディカル・サイエンス・インターナショナル p. しかし、その使用に当たっては、 ワンショット静注を禁止、 必ず希釈をおこない、下記の1〜3を原則遵守する必要があります。
そのほか、塩化カリウム製剤の徐放錠では、消化管閉塞・ 潰瘍 かいよう・ 穿孔 せんこうがおこることがあります。
投与直前の排尿量が1時間当たり20mL以下• これらのカリウム相当量(mEq)は、添付文書の「組成」の欄に記載されている。
【アスパラカリウム錠300mg】 他のカリウム製剤(経口剤)からアスパラカリウム製剤(経口剤)へ切り替える際の換算量は? 換算式はございません。
前日の尿量が500mL以下• (妊婦・産婦・授乳婦等への投与) 1.妊娠中及び授乳中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人に投与する場合には、慎重に投与する。 心筋細胞の電気的発火閾値が下がることで発火も,電導も障害される。
3カリウム異常を勉強しておくとそういった場面で使えるので,これを足がかりに知識が広がり,勉強のコスパも良いのだ。
高カリウム血症• アジソン病• 薬物動態 生物学的同等性試験 塩化カリウム徐放錠600mg「St」と標準製剤を、クロスオーバー法によりそれぞれ4錠(塩化カリウムとして2,400mg)を健康成人男子に空腹時単回経口投与して尿中カリウム排泄量を測定し、得られた薬物動態パラメータ(平均滞留時間(MRT)及び体内滞留時間の分散(VRT))について統計解析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された。
消化管通過障害のある患者[塩化カリウムの局所的な粘膜刺激作用により潰瘍、狭窄、穿孔をきたすことがある。
有効成分に関する理化学的知見. 急性脱水症• 乏尿・無尿(前日の尿量が500mL以下あるいは投与直前の排尿が1時間当り20mL以下)又は高窒素血症がみられる高度の腎機能障害のある患者[高カリウム血症が悪化する。
558)。 年齢、症状により適宜増減する。
一方,末梢静脈は血管が細く濃度の高いカリウム溶液は血管刺激性から静脈炎が生じる。
国家試験的には、ここまで覚えていればOKです。
<参考> 各カリウム製剤によって、常用量(添付文書で規定している用法・用量/1日量;K+のmEq数)は異なっています。
塩化カリウム徐放錠600mg「St」1日4錠からアスパラカリウム錠300mgへの切り替えのときも・・・ 塩化カリウム徐放錠600mg「St」は1錠中にカリウムとして 8mEq、アスパラカリウムは1錠中にカリウムとして1. 141• 生物活性がより高いため,コクランデータベースでは塩化カルシウムを推奨している。
アスパラカリウム散にした場合、1日何g服用すれば良いのでしょうか? 塩化カリウム徐放錠600mg「St」1錠のカリウム含有量は8mEqです。 アスパラカリウムはインタビューフォームから細胞内移行が塩化カリウムより高いという記載があり、常用量対比では塩化カリウム徐放剤の約半分のmEq量となるのが納得できます。
3例)スローケー又はケーサプライ1錠からアスパラカリウム散50%へ変更する場合 スローケー又はケーサプライ1錠=カリウムとして8mEq アスパラカリウム散50%1g=カリウムとして2. アスパラカリウム錠300mgだと22錠、アスパラカリウム散13.7gくらいで必要量に達する。 高齢者 65歳〜• 高カリウム血症が現れやすい疾患• つまりカリウムのコントロールは非常に重要なのです。
1日の投与量は7. 電解質補液の補正には、体内の水分、電解質の不足に応じて電解質補液に添加して点滴静脈内注射する。
消化管運動機能不全• その液(希釈後)の濃度は0. また、高カリウム血症が現れた場合には、投与を中止する。
4g)を分割経口投与する。