最後まで見て、皆さんはどう感じるのでしょうか。 しかし、自分で言うのも気が引けますが、叙述トリックファンでも気付かない伏線があり、最後まで結末が読めませんでした。
6ここでは、精神病棟という劇場で行われている壮大でリアルな舞台が繰り広げられているのです。
それに気づいたチャックは驚いて声をかけましたが、テディはすでに手術を受ける決心をしていました。
あなたはどう見る?もう一つの解釈の可能性 怪しげだった病院には何の悪意もなく、テディの精神も回復していた。
最後まで見た人は気づくくらいの小さな演技ですが、明らかにテディの妄想に寄り添った演技をしている院長と主治医の姿を観ることが出来ます。
ノイスはシャッターアイランドの秘密を握っている重要なキャラクターという位置付けになっているが、実際には「放火魔のレディス」と本当の名前を言ってしまったことで、テディにタコ殴りされた一患者にすぎない。
ついには妻の幻覚を見始めるテディ。
その精神病院は凶悪犯専門で、シャッターアイランドと呼ばれる孤島に建てられていました。
ダニエルは昔、住んでいたアパートの修理人であり、放火魔でアパートに火を放ち、妻を殺した犯人の名だと答えた。
ジョン医師が研究していたことは、まさにこれかもしれません。 なぜならあんな場所に仕込むには危険が大きいですし、序盤で崖の下には毒性の植物があると警官も口にしていたからです。
シャッターアイランドをネタバレから考察してみる 主人公は、治療失敗を装い、自らロボトミー手術を受けることにした。
これは、「 この会話に妄想が含まれている」という描写です。
行った理由は、自分の家を嫁ごと燃やしたレディスという顔に傷のある犯人がここに送られたからと聞いて、そいつを殺すために、ここへの調査依頼が来た際に志願した。
「あなたに友達など」• おそらくテディの妄想が入り混じっている。 その名のとおり、全てが秘密に覆われているような舞台です。 「明らかになる真実」 施設に戻り、島から出ることを院長に伝えるダニエルだが、相棒のチャックの存在を問うと君は1人で来たのだと院長は言う。
今は一時的に自由なだけだから、今のうちに逃げて。
そしてラストの全てを受け入れ、覚悟を決めた男の姿。
あれは戦争ではなく、殺人だと。
「テディがはるばる苦手な海を渡って、解決に導こうとしているのに、何なのその態度は! ぜひ一度ならずこれを読んだあとにもう一度本編を見てみてください!• それは、チャックこそシーアン医師だからです。
終盤、コーリー先生が「君は一人で来た」と言った後に患者が笑い出すのは、テディが上手く騙されているから 「そういや先生、あいつを見てないか?」 「あいつとは?」 「相棒だよ」 「君は一人で来た」 このやり取りの後、ミセスカーンズがこらえきれず笑い出します。
14テディは何度も自分の妄想をリピートしており、柵の説明は当然受けているはずだからです。
レイチェル捜索にやる気のない警備隊• そこへ警察として行くのがディカプリオ。
外の様子は悪化する一方で、停電するとC棟の警備が外れてしまう恐れがある。
また、ずっと夢に出てくる少女は、1人なのですが、 実際、ドロレスが溺死させた子どもは、子どもたちで、3人います。
ミステリー映画には超一流の演技アンサンブルが必須と考え、演技派の俳優たちを招集。 これは、 チャックが実はテディの担当医であるシーアン医師で、チャックの様態を管理しているからです。
12また再発してないかと、シーアン医師(チャック)がレディスに近づき話しかけたところ、レディスはこう言います。 しかし、チャックはそれを必死で止めようとします。
治療の結果は? エドワードがレディスの存在を認め、自分のせいでドロレスを死なせてしまったことを思い出します。
ただ、この世のすべては認識です。
テディが創った架空の人物。
聞き込みの際も捜査を進める際にも、やたらと落ち着いている印象がありました。 患者への事情聴取でレイチェルへの侮辱をされて苛立つテディ• 本物の保安官ではありませんから、手慣れていなくて当然ということになります。
16シーアン医師やコーリー医師の態度を見ているとあまり悪人のようには思えませんので、もう一つの解釈はやや決定打に欠ける気もします。
どうやら孤島では精神病院からレイチェル(ネリー・サイウット)という女性が逃げ出したらしい。
なぜなら、アンドリューは 正気を失ってはいなかったからです。
テディは実は患者の一人だったんです。