取扱い上の注意• 顎骨周辺の• [点滴静注]:点滴静注に際しては補液に溶解して用いる[注)点滴静注を行う場合には、注射用水を用いない(溶液が等張にならないため)。
4授乳婦• セフトリアキソンナトリウム静注用0. (2).精巣上体炎(副睾丸炎)、骨盤内炎症性疾患:セフトリアキソンナトリウム水和物として、1日1回1g(力価)を静脈内注射又は点滴静注する• ] 本剤は、生理食塩液100mLに溶解するため、次の患者には慎重に投与すること。 以下にあてはまる方は、服用・利用の際、十分に注意して下さい。
注4:経口での食事摂取不良の患者、高齢者、衰弱している患者に投与する場合にあらわれやすいので観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
セフトリアキソンナトリウム点滴用1gバッグ「NP」 【ニプロファーマ, 日医工, サンド】• 高齢者への投与 高齢者には、次の点に注意し、用量並びに投与間隔に留意するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
第一世代セフェムや第二世代セフェムは髄液への移行性がないものの、第三世代セフェムには髄液への移行性があります。
ペニシリン結合蛋白3に親和性• その旨必ず医師に伝えてください。 ペプトストレプトコッカス属• 8).胆石、胆嚢内沈殿物:セフトリアキソンを成分とする胆石、胆嚢内沈殿物が投与中あるいは投与後に現れ、胆嚢炎、胆管炎、膵炎等を起こすことがあるので、腹痛等の症状が現れた場合には投与を中止し、速やかに腹部超音波検査等を行い、適切な処置を行う(なお、多くの症例は小児の重症感染症への大量投与例でみられている)。
17ロセフィン(セフトリアキソン)は、作用時間が長いことが特徴です。 成人:• 投与に際しては、必ずショック等に対する救急処置のとれる準備をしておくこと。
過量投与 本剤は、腹膜透析や血液透析では除去されないので、過量投与した患者に対しては注意深く観察し対症療法を行う。
2.高ビリルビン血症の未熟児、高ビリルビン血症の新生児。
緑膿菌は抗菌薬がもともと効きにくい細菌であるため、この菌への効果の有無が重要な区分になるのです。
その他、第三世代セフェム系はブドウ球菌に弱く、ブドウ球菌感染が想定される場合にはできるだけ使わない。
セフトリアキソンは腎臓・肝臓から半分ずつ、セフォタキシムは腎臓から排泄される。
感染症は細菌が原因で起こります。
全身状態の悪い• [静脈内注射]:静脈内注射に際しては、日局注射用水、日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液に溶解し、緩徐に投与する• (原則禁忌) セフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者。
注3)経口での食事摂取不良の患者、高齢者、衰弱している患者に投与する場合にあらわれやすいので観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。 キノプロテイングルコースデヒドロゲナーゼ 変異型 酵素比色法を用いた血糖測定法では、偽低値を呈することがあるので注意する。
7なお、抗生物質等によるアレルギー歴は必ず確認すること。
水又はジメチルスルホキシドに溶けやすく、メタノールにやや溶けにくく、エタノール(99. 適用上の注意• 重要な基本的注意• 相互作用 併用注意:利尿剤 フロセミド等 [類似化合物 他のセフェム系抗生物質 で併用による腎障害増強作用が報告されているので、腎機能に注意する 機序は不明であるが、利尿時の脱水による血中濃度の上昇等が考えられる ]。
広域抗菌薬。
これを補助するために抗生物質を使用するのです。
幸保文治, 新薬と臨牀, 54 7 , 42, 2005. 蕁麻疹• これが、セフトリアキソン(商品名:ロセフィン)を髄膜炎に使用できる理由です。 蕁麻疹• そのため、感染症を治療するためには、病気を引き起こしている原因菌を排除すればよいことが分かります。
4抗菌スペクトラム• しかし、ロセフィン(セフトリアキソン)の作用時間は6時間から7時間もあるので、1日1回か2回の服用で大丈夫なのです。 薬剤が変色しているときや、薬剤溶解前に溶解液の着色又は混濁等の異常が認められるときには使用しない。
なお、抗生物質等によるアレルギー歴は必ず確認すること。
市木康久,他, Chemotherapy, 38 1 , 68, 1990. 中村 孝,他, Chemotherapy, 32 S-7 , 463, 1984. 水又はジメチルスルホキシドに溶けやすく、メタノールにやや溶けにくく、エタノール(99. 臨床検査結果に及ぼす影響• セフトリアキソンナトリウム静注用0. また、セフトリアキソン(商品名:ロセフィン)は作用時間が長いという特徴があります。
副作用 (添付文書全文) 本剤は、副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
これを選択毒性と呼び、細菌とヒトの違いを見極めることで選択毒性を行うことができます。 隔壁の開通前に薬剤が溶解しているときには使用しない。
間質性肺炎、肺好酸球増多症 PIE症候群 :発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多を伴う間質性肺炎、肺好酸球増多症 PIE症候群 が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
注6)経口での食事摂取不良の患者、高齢者、衰弱している患者に投与する場合にあらわれやすいので観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
セフトリアキソンはセフェム抗生物質と呼ばれる種類の薬になります。
過敏症• 化 膿性• 投与速度:静脈内大量投与により、まれに血管痛、血栓性静脈炎、ほてり感、嘔気、嘔吐を起こすことがあるので注射速度はできるだけ遅くする また、点滴静注は30分以上かけて静脈内に注射する。 幸保文治, 新薬と臨牀, 55 6 , 44, 2006. なお同一の菌株においてアルブミンを添加した培地を使用した場合には、感受性のピークは25. 髄膜炎に対しては2g4-6時間おき• 中毒性表皮壊死融解症 Toxic Epidermal Necrolysis:TEN 、皮膚粘膜眼症候群 Stevens-Johnson症候群 、急性汎発性発疹性膿疱症:中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
7また、ロセフィン(セフトリアキソン)は、肝臓で代謝して体外に排出されます。
緑膿菌による感染症に使用できないセフトリアキソン(商品名:ロセフィン)は、敗血症や肺炎、髄膜炎、尿路感染症(膀胱炎、腎盂腎炎、尿道炎など)に対して利用されます。
心臓、循環器系機能障害のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化するおそれがある。
小児等への投与 高ビリルビン血症の未熟児、高ビリルビン血症の新生児には投与しない[in vitroの試験で、セフトリアキソンは他のセファロスポリン系薬剤と同様に血清アルブミンと結合しているビリルビンを遊離させることが報告されている 更に未熟児、新生児は血液脳関門が未熟なため遊離ビリルビンが脳内へ移行し核黄疸をおこす恐れがある ]。