12日の冒頭の発言では川淵氏への言及はなく「皆様の率直な意見を頂いて、この会を意味のあるものにして欲しい」と述べるにとどめた。 だが、記者会見で森会長が見せた、いら立ちを隠さない態度に批判の声が収まらず、500人以上のボランティアが辞退。
国内での影響力も問題は無いはずです。
サッカー業界では知名度のある川淵氏ですが、今では誰もが知るサッカー女子日本代表の愛称「なでしこJAPAN」の名付け親でもあることや、政治家出身ではなくあくまでスポーツ界の代表ということを考えれば、女性差別的発言による森会長の辞任の後継としては安定感がある印象も持たれるかもしれません。
東京オリンピック2020 [3月1日 13:02]• その上で「年配の方が上の席に座り続けて、若い人や一般の方との考え方が乖離(かいり)している」と懸念。
森氏は関係者に辞任したいとの意向を伝達。
必要なのは、国際的な知名度・パイプと、国内における影響力と、それ以外のストーリー性です。
森会長の辞任について菅総理らは「(組織委は)独立した組織で、権限がない」としてきたが、一転して介入が表面化した。
なかなか止まらなかった」と話した。
川淵氏は現在、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会評議員会議長を務めており、(あくまで五輪委員会内における組織体は別といえども)スライド人事のような形になります。
会合には森会長に後任の会長への就任を打診され引き受ける意向を示した川淵三郎氏も出席していますが、川淵氏は会合の中で会長への就任を要請されても一転して断る考えを示しているということです。
3大会組織委員会の森会長の「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」といった発言を巡っては、本人が発言を撤回して謝罪したあとも国内外から批判が続きました。 一夜明けて、「五輪・パラの精神に反する不適切な表現だった。
安倍晋三氏が昨年、4年ぶりに「五輪オーダー」を授与されましたが、まさにその4年前の「五輪オーダー」が授与されたのも、また川淵三郎氏です。
組織委での女性登用の実績を強調し「私自身は女性を蔑視する、そういう気持ちは毛頭ありません」、「この(今回の)一言で、こういうことになったということは、私自身の不注意もあったのかもしれませんが、長い83年の歴史の中で、本当に情けないことを言ったものだな」などと、述べた。
そのうえで「スポーツ分野においても女性の社会参画は極めて大事だ」と一般論を述べた。
失言は森氏のサービス精神から 早速、森氏の3日の(JOC)の臨時評議員会での失言についてみていこう()。 スポンサー企業からも抗議の声があがった。
3こういった国際社会の問題を前に、日本政府や日本社会はいつも「見(けん)に回る」癖があります。 組織委は12日午後3時から理事と評議員、監事を集めた臨時会合「合同懇談会」を開き、森会長の不適切発言と今後の男女共同参画に関する取り組みについて意見を聞くとしている。
「上を下への大騒ぎをするけれど何も変わらない」というパターンが、日本ではよくあるのだ。
深く反省している。
国際的な知名度は安倍氏に劣りますが、それでも長く財務大臣・副総理として国際外交の場には出てきています。
森氏だから同席し、延期の決断に加わることができた」と強調する。 東京五輪開催まで残りわずか数ヶ月という短期決戦を、国際的な知名度とパイプで切り盛りできる人物は限られます。 そして、国内におけるスポーツ業界の利権がひとえに森喜朗氏に集まっていることも事実であり、東京五輪招致決定後の6人の文部科学大臣のうち、実に5人が森派(清和政策研究会、今の細田派)から選ばれていることもその証左です。
今後、組織委は後任の検討委員会を立ち上げる方針で、早ければ今月中に後任会長を決定する。 東京オリンピック2020 [2月26日 20:37]• 関係者によると「森さんの続投が本線。
元々、会長職に未練はなく、いったんは辞任する腹を決めたが、武藤敏郎事務総長らの強い説得で思いとどまった 結局、森会長が辞任しなかったのは、武藤敏郎事務総長や遠藤利明副会長らによる引き留めがあり、国際社会の様子をただ傍観したからということになります。
ただ、国内での人気はそこまで高くないことや、バッハ会長とのパイプは安倍氏ほどではないことから、この短期間でどれだけ関係構築ができるかは未知数です。
パラスポーツ [2月10日 12:55]• 「一律10万円」再給付を全否定したことで、「これだけ国民が苦しんでいることを理解できないなら、政治家なんてやめるべき」という庶民の怒りが爆発しているのだ。
女性がいま5人か。 5年も前に会長職を離れたラグビー協会の女性理事を「うちの恥」として持ち出すのはいかがなものかと思うものの、具体的な人物を想起して当てつけの発言をしたというよりは、とっさに「何かいいこと言わなきゃ」とあまり深く考えないで、彼なりのサービス精神を発揮してしまい、悲惨な結果を招いたというのが実態のように思う。 立憲民主党の枝野幸男代表は、新型コロナウイルス対応に質問の多くの時間を割いたが、大会組織委員会の森喜朗会長が「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかる」と発言し、国内外で批判が相次いでいる問題を最後に取り上げた。
10組織委は「楽しみにしてくれていた人達なので、ただただ申し訳ない。 組織委は会合後、4日の森会長の謝罪会見以降、11日までの8日間で大会ボランティア740人が辞退したと発表した。
また、東京五輪2020選手村の村長も務めており、昨年はバッハ会長の選手村訪問時のアテンドをするなど、IOCとのパイプも少なからずあります。
森会長は3日の日本オリンピック委員会(JOC)会合で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と述べ、組織委の女性理事については「わきまえておられる」と話した。
アスリートや大会スポンサーなどから批判や辞任を求める声が上がり、聖火ランナーやボランティアに辞退者も出るなど影響が広がっている。
そう思って。 パラスポーツ [2月14日 11:24]• 急転白紙となった。 私どもの組織委にも、女性は何人いますか。
17【大穴】谷垣、遠藤、小池、. 窪田順生 [ノンフィクションライター] くぼた・まさき/テレビ情報番組制作、週刊誌記者、新聞記者、月刊誌編集者を経て現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌へ寄稿する傍ら、報道対策アドバイザーとしても活動。
冒頭挨拶に立った森会長は「今回私の不適切な発言が原因で、混乱をもたらしてしまいました。
)と題する社説を公開したことで、実質的なチェックメイトになったとみられます。
高齢者の暴言を別の高齢者が擁護をしようと、ご本人としては気の利いたことを言ったつもりが、これまた耳を疑うような暴言で両者揃って大炎上という、「老老介護」ならぬ「老老擁護」の難しさを、改めて世に知らしめた形となったのだ。
東京オリンピック2020 [2月27日 9:44]• 世界からは、あそこ(日本)の組織委に任せていいのかなと思われるんじゃないかな」 キャスターの立川志らく「更迭ならわかりますよ。
7「(会長を)辞任するという考えはない。 東京オリンピック2020 [2月27日 8:37]• 森会長の辞任について、言及した。
川淵氏は前日11日、会談後に自宅前で取材に応じ、「人生最後の大役」と受諾する意向を示し、森会長を相談役に据える方針を明かしていた。
国際オリンピック委員会(IOC)も4日、「森会長は謝罪した。
女性は競争意識が強い。