注意 慎重投与 次の患者には慎重に投与すること 肝機能障害又はその既往歴のある患者[肝機能障害が強くあらわれるおそれがある。 しかしどんどんと上昇を続けるような場合はバルプロ酸ナトリウムの減量を行う必要がありあす。
7抗躁効果(中程度~やや強い)• しかしリーマスには抗うつ作用も認められていますが、バルプロ酸ナトリウムは抗うつ作用は明らかではなく、あっても弱い作用だと思われます。
どっちでも良いと思っているのかもしれない。
そもそもなんで、元々の名前がバルプロ酸Na徐放「B」錠だった? 元々の名称に用いられていた「B」錠は、接頭辞であるbis(数字で言うと「2」に相当)に由来します。
併用している抗てんかん薬の血中濃度に影響はありませんが、カルバマゼピンやフェニトインにより本剤の血中濃度が下がることがあります。
しかし、日進月歩の医療の世界において、今正しいとされている情報が、未来もずっと正しいとは限りません。 。 <各種てんかんおよびてんかんに伴う性格行動障害の治療、躁病および躁うつ病の躁状態の治療>妊婦又は妊娠している可能性のある女性(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照) 副作用 (頻度不明) 劇症肝炎等の重篤な肝障害、黄疸、脂肪肝等を起こすことがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
3103• 抗躁作用はしっかりと有しており、双極性障害によく用いられる治療薬である「リーマス(一般名:炭酸リチウム)」とおおよそ同等の力があると評価されています。 そのため副作用にも精神症状が生じることがあります。
しかし、添付文書を見比べてみても違いがわからなかった。
え、徐放錠じゃないんか・・・。
注意点としては、妊娠中の方は極力用いてはいけません。
バルプロ酸ナトリウムによる肝機能障害が発見された場合、基本的にはバルプロ酸ナトリウムの減量を行います。 新薬を開発するのには莫大なお金がかかるそうです。 54時間の気分安定薬です。
4そのため患者さんの症状に応じて最適なお薬を選んでいく必要があります。 この中でも、セロクエルでの抗うつ効果が示されていて、ガイドラインでも推奨されています。
抗てんかん薬(バルプロ酸ナトリウム・テグレトール・ラミクタール)• 2.バルプロ酸ナトリウムの作用の仕組み(作用機序) バルプロ酸ナトリウムがどうして効果があるのか、はっきりと分かっていません。
アセタゾラミド(AZA)ダイアモックス• モニラック(ラクツロース)の投与 などが行われます。
レセコンまかせにせず、こちらが考えて区別する必要がありますね。
エルカルチン(L-カルニチン)の投与• しかし臨床をしていると、 「ジェネリックに変えてから調子が悪い」 「ジェネリックの効きが先発品と違う気がする」 という事がたまにあります。
14妊婦又は妊娠している可能性のある女性(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照) 原則禁忌 次の患者には投与しないことを原則とするが、特に必要とする場合には慎重に投与すること• 2つ目は、グルタミン酸をGABAに変えるGAD(グルタメート・デカルボキシラーゼ)という酵素の働きを強めます。
薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業 からの引用 ,共有すべき事例,2018年No. バルプロ酸ナトリウムのもう1つのデメリットとして、気分安定薬としての作用機序がはっきりと解明されていないという点も挙げられます。
海外で実施された観察研究において、妊娠中にバルプロ酸ナトリウムを投与された母親からの出生児508例は、バルプロ酸ナトリウムを投与されていない母親からの出生児655,107例と比較して、自閉症発症リスクが高かったとの報告がある。
ちなみに、「ジェネリックは安い分、質が悪いのでは?」と心配される方がいますが、これは基本的には誤解になります。
同じように困る薬は、「テオフィリン徐放錠」 これも、先発でいうと、テオドールとユニフィル、2種類存在する。 本剤の白色の残渣が糞便中に排泄される。 GABAの働きを強め、神経細胞膜を安定させる作用が関係していると考えられています。
17主なバルプロ酸製剤はデパケン、デパケンR、セレニカ 主なバルプロ酸ナトリウム製剤としてデパケン、デパケンR、セレニカRがあります。
頻度の多い副作用ではないのですが、バルプロ酸ナトリウムを服用していてこのような毛髪変化が生じた場合はまずバルプロ酸ナトリウムの副作用だと考えてよいでしょう。
これは非常に難しいところで、バルプロ酸ナトリウムを服薬している方は大抵精神ストレスがある方ですから、そのストレスで脱毛が生じている可能性も否定できません。
名称変更の経緯 「バルプロ酸ナトリウム徐放錠A」の登場 順番としては(局方)バルプロ酸ナトリウム徐放錠Aの登場が発端のよう。
] 以下のような尿素サイクル異常症が疑われる患者[重篤な高アンモニア血症があらわれるおそれがある。 一般名はバルプロ酸ナトリウムです。 溶血性貧血、赤芽球癆、汎血球減少、重篤な血小板減少、顆粒球減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
4抗躁効果(中程度~やや強い)• 216• 躁状態を改善させる作用• [ヒト母乳中へ移行することがある。
このような記事も書いています。
各種てんかん(小発作・焦点発作・精神運動発作ならびに混合発作)およびてんかんに伴う性格行動障害(不機嫌・易怒性等)の治療• 安易にこの薬を試すよりはまずは介護方法、家族の対応の仕方で症状がおさまらないかをみてあげてください。
ただ、バルプロ酸の場合は、Rって書かれても、 デパケンの後発か、セレニカの後発かわかんない。