高樹 のぶ子。 高樹のぶ子さんの『小説伊勢物語 業平』が第48回泉鏡花文学賞を受賞|日経BP

歌人と「平安をさまよう」泉鏡花文学賞で高樹のぶ子さん:朝日新聞デジタル

戦前なら、名士の妻妾同居は珍しいことではなかったし、才能ある妻が愛人をもつことも世間は許していました。

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受賞歴 [ ]• 何事も突き詰めると 事態は反転します。 舞台となっている場所は曖昧である。

高樹のぶ子の名言

1984年に女性初の芥川賞を受賞しますが、この時結婚して勤めていないために「主婦作家」というハラスメント的な呼び方をされます。 『サモア幻想』 1998• 高樹 泣いてもサマになる男、というのは今も昔も限られているのでしょうけれど(笑)、業平はサマになったんでしょうね。 そして、何度も恋を重ねることで 人としての幅が広がり、 人間力も養われるんです。

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『燃える塔』新潮社、2001 のち文庫• 辛いことがあったとき、 中途半端に忘れようと するのが一番良くない。

高樹のぶ子 『格闘』

そのたびにまわりの人たちは 苦労しているみたいだけれど 笑。 業平とは先ほども少し触れたように兄妹のような関係だったのですが、文のやり取りなどをし、お互いに気持ちがあった。 それは言葉の妙だと私は思うのです。

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若者のように情熱に任せて突き進む恋ではなく、中年の遊び心のある大人の恋でもなく、それは、人間すべてを包み込むような本能に似た恋愛なのかもしれません。 解説文は教科書や専門書の中の文章のように明晰で、一切の感情が排されている。

高樹のぶ子の名言

本来の表記は「 髙樹のぶ子」です。 それゆえに天皇から任された任務もあります。 受賞歴• 高樹さんは、恋愛小説の名手として名を馳せてきた作家です。

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ただし、私は恋愛小説の「決定版」を、まだ書いていないし、書かなきゃいけないと思っています。 第44回 「」• 『虹の交響』 1988 のち文庫• それを権力から外れた業平のものにされてはたまらない。

高樹のぶ子さんの『小説伊勢物語 業平』が第48回泉鏡花文学賞を受賞|日経BP

小説で描いた伊勢は、他の女性に比べると少し現代的な感覚を持った女性です。 映画のワンシーンもかくやと思わせるこの書き出しには、体言止めが効果的に使われている。 業平は彼女から、あらゆることを教えられたのだと。

『源氏物語』の光源氏もよく泣くのですが、『伊勢物語』から約100年後に書かれた『源氏物語』は、『伊勢物語』と業平を参考にして書かれたとされていて、たしかにずいぶん重なるところがある。

二股断罪の世を憂える高樹のぶ子 雅な浮気者に惹かれて:朝日新聞デジタル

それと、飽きっぽい性格が 意外に功を奏しています。

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父はで生物学を教えていた高木恭介。 福岡市在住。