写真2:補修工事中の内部の写真掲載は禁止されたため、ヨドコウ迎賓館 旧山邑邸 ホームページより外観と内部の様子。 六甲山の中腹に広がる芦屋の傾斜地を見事に設計に生かし、まさに地形に溶け込むかのような佇まいを見せています。 3階には和室のほか家族の寝室、使用人室など合計9室もの部屋がありました。
16また屋上のバルコニーからは六甲の山並み、市街地や大阪湾を眺望できます。
表情が豊かなのは、「かいな折り」(手・腕に振りをつけること)によって指先にまで繊細な動きが及んでいるからだ。
工事 設計・監理:遠藤新建築創作所• ) その他情報 建築年代1 :大正13年 お問い合わせ じゃらん旅行ガイドを見たと伝えるとスムーズです。
帝国ホテル. 当時の姿として日本に残る彼の建築は数少なく、兵庫県芦屋市にあるヨドコウ迎賓館と東京都豊島区にある自由ヶ丘明日学園ぐらいだそうです。
当初は、「櫻正宗」という銘柄で知られる灘の酒造家・山邑家の別邸として建てられましたが、その後淀川製鋼所(ヨドコウ)の独身寮として使用され、現在では『ヨドコウ迎賓館』として展示公開されています。 まだ、2016年からの工事費用は明らかになってはいないが、防水処理、大谷石の擬石復旧など課題は多く相当な額になる可能性がある 写真5。
3しかも、持ち主のお嬢さんはそれで遊んだというから 西宮セレブには今も昔も驚かされますネ… 笑 意外と、昔は華族などよりも 商売人さんの方がお金持ちだったのかも… なんて思わせるほど 凝った作りです。 たが大規模な修復を受けて平成10年より週に3日公開されている。
桜の季節は眼下の芦屋川が桜で埋まったように見えるが、秋には桜が紅葉しており、建物の周辺の紅葉も美しい。
空間を上手く利用した収納も 設けられていて、とても素敵な 邸宅でした。
細長い建物なので広さは感じませんでしたが、階段や段差が何箇所も組み合わされており上がったり下がったり、ラビリンスの様相でした。
が海に向かってまっすぐに行く寸前の折れたところの急峻な丘に階段状に建っているため、建築物が密集した現在でも芦屋川を通じて大阪湾が一望できる。
概要 [ ] 原設計は1918年で、ライトは1922年にアメリカに帰国してしまったため、実際の建築はライトのもとでの建設にも携わっていたと南信が行った。
大正モダニズムの傑作の一つでしょうね。
【註釈】 註1 芦屋川沿いの特定地域を芦屋市が2012年に「芦屋市景観条例」よりも厳しい規制を設けた。
時代は大正期でもあるし、いろんな条件が揃い過ぎた逸品。 休業:月火木金 所在地 〒659-0096 兵庫県芦屋市山手町3-10 0797-38-1720 交通アクセス 1 阪急芦屋川駅から徒歩で10分 こんな家に住みたい。 内部をぐるっと巡ると、そのシークエンスに抑揚というかリズムのようなものが付いているような印象を受けました。
15ヨドコウ迎賓館のホームページ (施設案内・歴史・ライトについて、などの情報や写真がたくさんあります。 あえて緑青を施した(植物の葉の色を模して意図的にした)飾り銅板が美しく、階段、暖炉は大谷石を、床、木建はマホガニーを使用している。
5.今後の展望と問題点 貴重な文化財を維持保存するためには、高い理念と財源が不可欠である。
漆塗りのそこかしこに櫻正宗の商標である八重桜紋があしらわれており、八代目山邑太左衛門氏の酒造家としての誇りと娘への愛情がうかがえる。
住宅にこれだけのこだわりを詰め込むのか、とオーバースペックを感じる、独創的で遊び心と職人気質が溢れた贅沢な建築物でした。
2019年末に神戸にサッカー観に行くついでに初めて訪れました。 私はこの建物の設計に当たって、ライトは何にも惑わされることなく、思う存分の仕事ができたように思える。
5期間中の休館は月曜と木曜。
5s linear infinite;animation:spinAround. 展示されている人形は、八代目山邑太左衛門氏が長女の誕生を祝って京都の老舗「丸平大木人形店」に依頼し、明治年間の1900年から1901年にかけて納められた逸品。
照明がじゃっかん暗めのところもありますが。
建物は緑に囲まれた小高い丘の上に建ち、屋上のバルコニーからは六甲の山並み、市街地や大阪湾を眺望することができます。
山邑太左衛門の娘婿であった政治家・が、遠藤新と大学時代からの親しい友人であったことから、遠藤新を通じて山邑太左衛門にライトを紹介したと考えられている。 周辺情報 [ ]• 団体料金は30名様以上適用。
16また、世界遺産「フランク・ロイド・ライトの20世紀建築作品群」の将来の拡張登録候補としてアメリカ国外で推薦書を唯一挙げられているのはヨドコウ迎賓館だけということを知り、さらに11月は夜間の館内見学も可能ということで今回行って参りました。 これには異論もあると思います。
こだわりのデザインと生活のしやすさを両立させたヨドコウ迎賓館は、巨匠F. また、芦屋の人々にはその景観環境を享受する権利があり、義務を負っている自覚、愛着が保存を支えるのだと確信する。
阪神大震災で痛手を受けて 4度も補修工事したそうですが 見事に蘇ってくれたのは本当にありがたいです。
敷地は南北に細長く、ゆるやかな南傾斜となっており、建物はその山肌に沿って階段状に建てられています。
最高だなー。
雛人形展は4月4日(日)まで。
旧帝国ホテルの設計. 参考文献 【著者訪問】 ・ヨドコウ迎賓館(旧山邑邸訪問)保存修理見学会、見学、聞き取り調査、2017年11月4日。
開放的で明るい空間です。
現在は、淀川製鉄所が所有しており 社長宅、独身寮を経て迎賓. この時期は雛人形展を開催中。 建築主の山邑太左衛門氏の長女、雛子さんの誕生を祝って京都の老舗「丸平大木人形店」に依頼し制作されたものです。
3ライトがアメリカに帰国後は、彼の弟子である遠藤 新と南 信が引き継ぎ、1924年 大正13年 に竣工。 休業日 [月火木金] 予算 大人 500円 身障者などは200円割引 高校生 200円 中学生 200円 小学生 200円 その他 建築年代1: 大正13年 バリアフリー設備: その他 ・トイレは建物の外にあり、介助者がいれば使用可能。
プラネタリウムのようだと思ったら、夜には小窓から星空を眺められるそうです。
日本国内では、旧帝国ホテルが有名ですが現在は玄関部のみ愛知県に移築され、取り壊されています。
・筆者が訪れた修復時の見学会での説明によると、ライト建築の特徴のひとつである大谷石(註5)が多用され、関東大震災前に旧山邑邸のために宇都宮からすでに運び込まれていた。