このような背景があり、個人的には勝手な(かつ浅はかな)共感を抱きながらスクリーンを前にして蛇に睨まれたが如くすっかり固まってしまったわけですが、何もそれは僕に限ったことではないでしょう。
その傷によって彼らは引き合わせられたのかもしれない。
レビュー• 脚本はドラマなどを手掛けた坂元裕二さん、そして監督はやを代表作にもつ土井裕泰さんです。
ということではないかな。
恋愛と結婚は違うのか、って恋愛コラムのよくあるテーマだけど、それこそ人それぞれ、カップルそれぞれなんだろうなとは思う。 最後のファミレスのシーンでは、 麦くんの変わりすぎた価値観 普通の家族生活=幸せな家庭 に、少しイラついてしまいました。
2019年冬。
好きな音楽や映画が嘘みたいに一緒で、あっという間に恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める。
なんだか懐かしい気分を覚えてました。
具体的には西宮北口から塚口まで映画の話をしながら「350ml の缶ビール買ってきみと夜の散歩」をしたり、ファミレスで鞄に入っている小説を見せあって意気投合したり。 ふたりの生活 それから麦と絹はデートを重ねる。
16麦は、恋愛感情がなくなっても上手くやれると反論。 恋愛2周目の人への映画かもしれない 行った映画館と時間帯的に高校生集団が多かったのですが、観賞後に周りから聞こえてきた声の多くが「いや、分からん分からん」って言ってたのが印象的でした。
大人向けだと思います。
グーグルのストリートビューに、多摩川沿いを寄り添って歩いている麦と絹の姿があった。
働きたくなさが突破したので、先日有休をとって観てきました。
それが自然の形ならば、1つの恋の終わりも必然で、 それでいいのではないかな、と。 しかしこの映画は監督の顔が見えない。
17絹も就活を始めた。
主演の菅田将暉と有村架純は驚くほど息がぴったりで、作品の質を大いに左右する難しい役どころを完璧に演じている。
ラストとこの作品のタイトルの意味を、皆さんはどう感じられたでしょうか? ちなみに若干高めのパンフですが、決定稿シナリオが掲載されていて、脚本家志望者にはおいしい。
setAttribute "aria-label","Previous" ,L. 女目線での感想 社会に出ていなかった2人が、のんびりやりたい事をやって暮らしている風景が、 羨ましかったです(笑) きっとそんな毎日でも幸せに暮らしていけたと思いますが、双方の親が同棲中の家に乗り込んできて、社会に出るように説得する場面は、なんとも現実的でした、、 麦くんは、絹ちゃんと一緒の将来を過ごすために、自分のやっているフリーターの仕事では全くお金が足りないことにいち早く気付き、仕事に打ち込みますが、絹ちゃんは、お金とかそういうことは望んでいないんですよね。
でもこの映画の二人は、アプローチとしてはどこにでもいそうな等身大キャラの恋愛の経緯です。
さらに深読みすると、彼らの心には似たような傷がついていたのかもしれない。
男女の恋愛の、始まりから終わりまでを描いた映画。
ノールックのバックハンド挨拶とか、ああいうの本当にずるいよね。
2人の5年間 21歳から26歳まで のやり取りを、一つ一つ丁寧に描いているため、数々の場面がリアルに心に残り、そのエピソードが飽きることなくどんどん束ねられていく。 たぶん、感性ってそういうもので、立場とか、タイミングとかで刺さるもの、感じ入るものは変わるんだと思う。
5男性も女性も多かれ少なかれ共感出来る部分が 上手く描かれていたと思う。
趣味が合うと、好きになる。
国道20号。
たとえお付き合いが解消されようとも 相手を想う気持ちが残っているうちは、 恋はまだ終わっていない。
本も映画も音楽も服も、趣味という趣味が驚くほど一致していることを互いに知るふたり。 あの子たちにとって、1つのスマホから流れる音楽を共有する その時間こそが宝物なんだよ、と。
10。
一方、絹は自分のやりたいことを重視する性格で、麦と楽しい事をしながら過ごす未来を描いていました。
絹は人数合わせのカラオケへ呼ばれる。
「取引先の人に土下座して唾吐かれて、それでも仕事だ」って麦が言うと絹は「そんなひどいことされたの!?」「その人は今村夏子さんの『ピクニック』を読んでも何も感じない人だよ」って返す。
シンドい。 観覧車の後はカラオケ行って二人で歌って、その後ようやく別れ話をするためにファミレスへ。 人物を立体的、魅力的に描くために、(共感性ならぬ)「共通性」と「憧れ性」を与えろ、と基礎講座とかで教わりますね。
8麦と絹、ふたりの物語が、いつかのあなたの物語へと。
気が付くと終電が近く、あわててダッシュ! 改札へ駆け込む絹と麦は鉢合わせ。
「恋愛には賞味期限がある」と。
4年に及ぶラブストーリー。