「……これにて、査問を終了する」 どのくらい時間がたったか分からない。 それでは、また」ガチャッバタン 明石「分かって…ますよ。
とても…考えられない…」 やっぱり伝える事は出来ない。
酷く疲れた。
だけど、不意にその時は訪れた。
そうしなかったのは、一つの疑問が浮かんでしまったからだ。 提督が来ていただけるなら……助かりますし……その……」モジモジ 提督「じゃ、まあ。 ……けど、仕方がないんだ」 大淀「……」 提督「……明石を呼んできてくれ」 大淀「……はい」 ーーーー ーー 大淀「………」 明石「し、失礼します」 提督「おう。
3お前は何もしていない。
別に心配なんて……ぶえくしょいっ!!」 大淀「うう……鼻が…」 明石「だ、大丈夫ですか。
今では見やすくするために艦種毎にお話を並べ替えたので、いくつかお話の前書きや後書きに疑問を持たれるかと思いますが気にしないで頂けると幸いです。
(提督が、私に構ってくれていたのは管理のため?) そんな筈はない。
私はノンケです」 明石「わ、私もです! て、提督は?」 提督「の、ノンケだけど」 明石「そ、そうですか」 大淀「何この会話……」 明石「そ、それで提督は何を買いに来たんですか?」 提督「ん、ああ。 私、こう見えても心は強いんですよ! 査問なんてへっちゃらですからっ!」 提督「明石……」 明石「あ……じ、じゃあ、査問が終わったら何がご褒美を下さい!」 提督「ご褒美?」 明石「はいっ。 そんな筈……ないのに」 明石(工廠に来てくれていたのも、管理のため……ううん、そんな筈は………ない) 明石(…………) ーーーー ーー 明石「………」テクテク 提督「お、明石」 明石「あっ……て、提督」ビクッ 提督「もう、大丈夫なのか?」 明石「は、はい。
8短く、余計なことは言わない。 そうだな。
その後も屈辱的な質問を投げかけられ、心を踏みにじられた。
あらすじを編集しました。
こ、今度までに考えてきますね!」 提督「あ、ああ」 明石「それじゃ、失礼しますっ」ダッ …私はおかしくなってしまったのかもしれない。
今回の査問も…人格を考慮した質問はされないでしょう」ギリッ 提督「…………すまない、明石…」 大淀「私にも、助けてあげる事は出来ない……ごめんなさいっ…」 明石「…………」 明石「……二人とも、謝らないで下さいよ!」 大淀「…明石?」 明石「別に二人が悪いわけじゃないのに、何か謝られると変な気分ですっ」 明石「大丈夫、大丈夫ですから。
そんな……わ、私が……」 提督「う、嘘じゃない。
あ、そろそろ時間じゃないですか。
提督と買い出しでしょう」 明石「そ、そうだった! ま、また来ますね!」タッ 大淀「はい」 大淀「………」 大淀(おめでとう…明石) 明石「はっ……はっ……」タッタッ 明石「お、お待たせしました」 提督「ん、俺も今来た所だ」 明石「そ、そうですか……」 もう不安が過る事はない。
……お前が心配なんだ」 明石「……別に、私は平気です。
て、提督」 提督「入って良いか?」 明石「……はい」 ガチャッバタン 提督「すまないな、突然」 明石「ど、どうしたんですか?」 提督「……いや、ちょっとな。
色々と聞き取りを行うらしい」 提督「同型艦であるそれぞれの明石に危険な兆候が無いかをな」 明石「わ、私はそんな事!!」 提督「分かっている! だが、これは命令なんだ。
ああ、こういう事か。
それはずっと変わらないだろう……) 明石(だから、もういいんだ…) タッタッ 提督「明石!」 明石「……っ」 提督「ま、待ってくれ明石!」 明石「………」 提督「明石っ。 まぁ、あまり溜め込むなよ。
「この、明石の提督は管理に問題がないようだな」 かっ、と心が沸騰した。
とにかく眠りたかった。
怯えていると言うか……」 明石「そ、そうですかね?」 大淀「……本当に、査問で言われた事は報告通り何ですか?」 明石「……っ。