石岡 瑛子。 見る者の生命力を鼓舞するデザイン:「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」

石岡瑛子「風姿花伝」/あの美しいヌード写真はジュリーのプレゼンから始まった

文・山田貴美子 (by anan編集部)• 第三弾となる今回は、過去4年間の活動を総括した展覧会「未知への追憶」での独占インタビューの内容を、落合陽一ならではの視点で捉えた数々の作品とともに紹介する。

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誰も見たことのないものを生み出そうという意思は、前述の映画監督ターセム・シンのコンセプトとも共通します。

石岡瑛子の映画衣装特集『ドラキュラ』『白雪姫と鏡の女王』上映

分厚くずっしりと重い超大型本、作品集「- by 」(日本語版)です。 このメイクさんが撮影中の裸のジュリーに、こう声をかけていました。 力強く、生命に満ちた美しさ。

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「エイコの仕事を初めて見たとき、これは『新世紀への予言』だと感じた。 決して妥協せず、二番煎じを厭い、常に 「マイノリティから大衆に向けてメッセージを発信する」ことに挑戦し続けた石岡瑛子。

「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」展 11月14日、東京都現代美術館で開幕

同展でも展示された、舘鼻則孝や桑田卓郎など、日本の美意識を受け継ぎながら、新鮮な感覚で工芸の枠にとらわれない表現を続ける12人の若手作家たちの超工芸作品を紹介する。

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その謎を解いてくれたのが、これ。

資生堂、パルコほか、石岡瑛子の名作広告などを展示「グラフィックデザインはサバイブできるか」 #bure

掲載アーティスト:足立篤史・星山耕太郎・市川透・出口雄樹・岩澤あさ子・泉東臣・京森康平・牧弘子・松本亮平・溝口まりあ・大島利佳・奥田雄太・OZ-尾頭-山口佳祐・佐野藍・佐竹広弥・新生加奈・鈴木一世・辻本健輝 その他盛りだくさんのアート&カルチャー情報を、スタイリッシュなデザインと和英併記の文章で紹介する『ONBEAT vol. 鑑賞するのではなく、裸のココロで対峙してほしい。 その活躍を支えたのはデザインを生み出すまでの徹底した調査や、たった1ミリという細部にまでこだわる姿勢。

石岡がディレクションした資生堂やパルコの広告に夢中になった世代の来場が多くなるのでは? と私は考えていた。

「すごい日本人」デザイナー・石岡瑛子の大規模回顧展 その哲学とは?

観覧料は一般1800円、大学生・専門学校生・65歳以上1300円、中高生700円。 石岡は広告表現の世界にイノベーションをもたらしたのである。

それが実はジュリーサイドからのアプローチで、しかも石岡さんに ジュリー本人がプレゼンしたというのはかなりびっくり。

【ONBEAT】巨匠・隈研吾と石岡瑛子の実像に迫る独占インタビューを掲載!連載は中田英寿、落合陽一、高橋龍太郎に加え、長谷川祐子の新連載もスタート!

もちろんジュリーの作品も製作経緯や、編集の意図、撮影時のエピソードなどが解説されています。 でも相手は、 自分を表現するのがめちゃくちゃ得意なスーパースターなわけです。

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今までは自分からアを出して、それにふさわしい素材を私の方から探すという方法をとってきたのに、 考えてもいなかった素材の側の人間からアタックされてしまったのだ。 何十年後かに見た時、古くてはならない」「時代を生き残ってゆくために必要なのは自分の内から湧き上がるオリジナリティ」「創造のゴールは国を超え、人種を超え、性別を超えたところに存在する」と哲学を持ち、生涯仕事に邁進した。

【ONBEAT】巨匠・隈研吾と石岡瑛子の実像に迫る独占インタビューを掲載!連載は中田英寿、落合陽一、高橋龍太郎に加え、長谷川祐子の新連載もスタート!

また世界初となる大規模回顧展「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」(東京都現代美術館)の様子のほか、石岡のデザインの魅力や世界観溢れる圧巻の図版も掲載。 分厚くずっしりと重い超大型本、作品集「- by 」(日本語版)です。

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【新連載】長谷川祐子 国内外のビエンナーレや美術館で数々の企画を成功に導いてきたキュレーター・長谷川祐子が、アートを切り口に、複合的なトピックを掘り下げる新企画。

石岡瑛子、遺作映画「白雪姫と鏡の女王」でアカデミー賞衣装デザイン賞ノミネート

撮られる側-ジュリーサイドからの考察 最初にジュリーの寄稿文の感想と考察です。

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からは活動拠点をニューヨークに移し、メディアに限定されない分野で国際的に活動した。 本展の図録は通信販売でも購入することができます。