YOASOBI、そして『夜に駆ける』の魅力 「小説が原作」という、曲を2回楽しめる斬新なコンセプト 彼らはこれまでに3曲リリースしておりますが、その楽曲は「」という 小説・イラスト投稿サイトの作品を原作として生み出されております。
これも本文にあります タナトスだと思っていた彼女は彼にしか見えない彼にとっての死神だったのです。 と言った感じでしょうか? 原作が短い作品なので様々な受け取り方ができると思います。
簡単に内容をまとめると(ネタバレ含) 主人公はブラック企業に勤めている男性。
あらすじ 主人公である男性のもとに「さよなら」と書かれた一つのメールが届きました。
ビルの屋上、吹き荒ぶ風の中に二人でしっかりと手を繋ぎ、夜を駆けるようにその身を投げた。
全てが理想的な女性というところが聖母を表しているように感じました。
え、最後二人ってそういうことなのかな。
あくまで一個人の考察ですのでどれが正解とか いいや、違うね!といった批判的な意見はお控えください。
となるのですが、実は本楽曲においては 二人で飛び降りていくさま を比喩する言葉として使われています。
そして男性は、彼女がそんな自分以外のものに恋をしている様な目を向けていることに嫉妬しています。 「待って…!!」 フェンスを飛び越え、彼女の手を取る。 「やっと…気づいてくれた?」 「ああ…やっとわかったよ」 「ほんと…?よかったぁ」 というところでそんな疲れきっていた彼がとっさに出してしまった自分の言葉で自分自身の本心に気づき、やっと気づいてくれたことを喜ぶ彼女がそこで初めて笑い、彼も自分自身の「タナトス」に気づき、自殺してしまえば心が楽になるのだということを知るということですね。
18僕は彼女の声も好きだった。 という世界設定があります。
死に対する欲求という絶望的な内容にも関わらず小説の世界観は切なさと美しさで満たされているのがすごい。
(参考記事: ) 「この種固有の特徴を見分けようと、とにかく細かいところまで注意しました。
なんて持つ意味合いが変わってくるな、と思ったのでした。
死神は、それを見る者にとって1番魅力的に感じる姿をしていて、それはまさに「理想の人」の姿をしている。 しかしどれも彼女に届くことはことはありませんでした。 概要 [ ] タナトスの誘惑は、2019年7月13日にとが運営する小説投稿サイト「monogatary. それでは本題の楽曲考察に移っていきましょう。
2彼女は「死神」が見えるらしく、それは理想の姿形だそうで 「死神」を見ている彼女に嫉妬していた主人公。 (参考記事: ) 8000万年前ごろになると、そういった肉食恐竜が衰退し、ティラノサウルス類が食物連鎖の頂点に立って大型化するチャンスが訪れる。
聖母の死。
最初に書いた通り「小説を元に」とあれば話は別ですが メロディーがなんか好き、声が透明感あっていいねとか 歌詞に込められた意味、世界観まで深堀りはしないでしょう。
君は自分には憂いの表情しか見せてくれないのに、死神には恋をしているような表情をする。
「タナトス」に支配される人間に稀に見られる症状なのだという。 小説を読む前は純粋に楽曲を楽しんで、小説を読んだあとはそのストーリーに思いを馳せながら聴くことが出来る。
7最後に、 自殺はあかん。
でも、負のテーマを扱う作品が作られることも認めたい。
物語のキーワードを抽出すると 「僕 彼女 死神 死」だけなんですが。
きっと一目惚れのようなものだったと思う。
聖母は神の母でもありますが、彼女=聖母でもあるのかなと。 の誘惑とは「死神の誘惑」、すなわち 「自殺」をテーマとして書かれている小説だと思います。 昨日始めて聞いた僕ですが、すでに20回以上聞いています。
4「タナトスの誘惑」のコメント欄についても、どう感じるかは人それぞれだから、どの意見も対立するものではなく、ただあるのだと思った。
僕の手を振り払おうとするから。
ikuraさんの歌声は低音域では水が流れるように優しく響いて、それでいて高音域はレーザーみたいに突き抜けていく力強さがあるんです。
楽曲を通してちゃんとひとつの物語があって、作曲においてもボーカルにおいてもそれがちゃんと表現されているところが完成度の高さとして評価を得たんじゃないかなって思います。