建物の規模に対する建築物の種類は以下の通りです。 このように防火シャッターや防火戸の管理は責任重大なのですが、多くの一般市民の防火シャッターに対する意識は、決して高くないのが現実です。
そのため、防火シャッターには建築基準法によりさまざまな条件が定められているほか、一般的なシャッターより分厚い造りになっています。
次はいよいよその点検の内容についてです。
ふだんはあけっぱなしなので、ついつい防火シャッターの真下に陳列棚や看板を設置してしまいがちです。
建物のほかの場所で起きた火災による煙や火が他の区画に行くことをふせげるようにするためです。
ですから、資格保有者のいる業者に防火シャッターの点検をお願いする必要があります。
なお、シャッターが降下する要因としては、• また、業務上では、たとえば、地下街のテナントでは、店舗の通路に面した部分が、全面防火シャッターになっている場合があります。
防火シャッターに連動中継機と呼ばれる装置がついているのですが、 停電が起こった場合、この連動中継機がバッテリーにためた電気を使って危害防止装置を動かすので、 このバッテリーを交換しておかないと、火災時におりてくるシャッターに気づかず、 避難する人が下を通っていても危害防止装置が動かず、はさんでしまう危険性があります。
火事の際に炎がさまざまな場所に燃え移る現象を「延焼」と呼びますが、防火シャッターは炎の拡散を抑えることができるため、この延焼を防ぐことができるのです。
まとめ いかがでしたか? 防火シャッターの点検について、必要なことがよく理解できたかと思います。 駆動装置はしっかりチェックし、部品が1つでも損傷している場合は修理が必須となるでしょう。
防火シャッターは、いざというときに火事から人の命を守る重要な役割を果たします。
防火シャッターの種類や機能 防火シャッターには、自動式と手動式の2種類があります。
窓周辺の防火対策で火が燃え広がるのを食い止める! 準防火地域では、建物への入念な防火対策が必要です。
煙探知機がついていて、火災の際には煙を感知すると自動でシャッターが閉まる仕組みになっています。 吹き抜け構造は、煙突の役割を果たし、薪が積んであるかのように、ビルを勢いよく燃やしてしまいます。
5ただ、大切なのは耐用年数に関わらず、設置後1年でも2年でも、 「いざという時にきちんと機能をするか」です。 ・シャッターの駆動装置の状況(劣化破損していないか) ・カーテン部の状態(劣化・破損・きちんと固定してあるかなど) ・シャッターケースの状態(劣化破損していないか) ・ガイドレール(またはまぐさ)の状況(劣化破損していないか) ・危機防止の装置の作動確認・劣化破損などの状況確認 ・防火シャッターの周囲にシャッターの動作を妨げるものはないか この点検・検査は1級または2級建築士か、防火設備検査員という資格を持った人が行います。
この復帰方法で復帰できない場合は、取扱説明書あるいは製造メーカーにご確認いただき、お問合せいただきますようお願いいたします。
開放が完了したら、ハンドルをはずします。
また、定期的に防火施設の点検が必要となっている施設は、「不特定多数の人々が利用する建築物」と決められています。
押しボタンスイッチを操作した場合 の3パターンがあります。
窓や扉が火の力を抑制してくれ、燃え広がるまでの時間を稼いでくれるのです。
防火区画がどういう単位で設置されているか?を知れば、 防火シャッターや防火戸がどこにあるか?が見えてくるので、まずは防火区画の設定基準について、ざっくり知っておきましょう。
点検を怠ると罰せられてしまう事もあるので、しっかり行うようにしましょう。
故障したときの交換部品や施工業者への支払いに費用がかさむ面もありますので、ご自分の希望に合わせてどちらを選ぶか決めるといいでしょう。
) が、それ以外の人も、自宅や職場で、いまいちど、防火シャッターや防火戸を見直して、正しく管理されているか、チェックすることは、とても重要です。
20〇延べ床面積500m2以下 ・1・2階:規制なし ・3階:耐火あるいは準耐火建築物 ・4階以上:耐火建築物 〇延べ床面積500m2超1500m2以下 ・1・2・3階:耐火あるいは準耐火建築物 ・4階以上:耐火建築物 〇延べ床面積1500m2以上 ・すべて:耐火建築物 防火地域は延べ床面積100m2を超えるとすべて耐火建築物にしなければならないので、そのことを考えると準防火地域の規制の方が緩くなっていることが分かりますね。
一般的によく起きる不具合、故障の兆候には以下のようなものがあります。
このとき切り分けられた区画が 防火区画 ぼうかくかくです。
万一、電気配線の短絡が発生した場合でも、その影響が床面積3,000㎡以内の防火区画された以外のエリアに及ばないように断路器などの設置を求めています。
具体的には、ふつうのシャッターや扉よりも分厚くて頑丈なものだと考えてよいでしょう。 「じょうじ・へいさ」とあるように、 常に閉まっている状態になっています。
つまり、 防火シャッターは、火災を感知すると、勝手に閉まってくるのです。
防火シャッターなど防火設備が正常に作動するための維持管理 ところが2013年10月、福岡市のある診療所で火災が起きました。
特徴 とくちょうは ・人が 通過 つうかする時だけ開ける ・大開きにしても、ひらいた状態でロックされない ・手を放すことで必ず 自動的 じどうてきにしまる ……といったものです。
また、万が一、避難中に防火シャッターの内側に閉じ込められてしまった場合にも、 近くに非常扉を設置している事がほとんどなので、そこから脱出が可能。
これも、個人がしなければならない防火戸の管理です。 防火戸ってどういうもの? ショッピングセンター・大きな駅・ビルの中を歩いている時に、 階段ちかくの通路で 防火戸 ぼうかどの文字を 見たことがある方は多いと思います。
18押しボタンスイッチを操作して電動式の防火シャッターを降下させた場合 手動操作によるシャッターの復帰方法 [ハンドル式の場合] [チェーン式の場合] 1. この防火シャッターなのですが、手動と電動の2種類のタイプがあります。
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しかし、その防火設備も点検をおこたってしまうと、肝心なときに役に立たなくなってしまうのです。
点検結果がどうなっていると問題なのか が詳細に規定されていて、実際の点検はこれにしたがって行われます。